外食時の「食品ロス」削減へ「おいしい食べきり」全国共同キャンペーン開始 農水省2022年12月5日
農林水産省は12月1日、消費者庁、環境省および全国おいしい食べきり運動ネットワーク協議会と連携し、「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンを開始。外食時の「食品ロス」削減に向けて、適量注文による食べきりや、テイクアウト時の適量購入、家庭での食べきりを呼びかける。
「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンは、忘年会や新年会など年末年始の会食が多くなる時期に、関係省庁や趣旨に賛同する都道府県・市区町村が連携。外食時の適量注文による食べきりや、テイクアウト時の適量購入、家庭での食べきりを呼びかける。また、外食時の「食品ロス」削減に向けて、どうしても食べきれない場合の、「mottECO(もってこ)」(食べ残しを持ち帰る行為)を自己責任の範囲で取り組むことも呼びかけていく。
年間約522万トンと推計される日本の「食品ロス」の状況を踏まえ、「食品ロスの削減の推進に関する法律」(令和元年10月施行)で、食品ロスの削減を消費者・事業者・地方公共団体など様々な主体が連携し、国民運動として推進していくことが記されている。
「おいしい食べきり」全国共同キャンペーンでは、食品ロス削減を普及啓発するポスターやウェブサイト・SNSなどにより情報発信。外食事業者などへ、消費者に残さず食べきることを呼びかけるために店舗で使える卓上ポップやポスターを提供しており、以下のURLからダウンロードできる。また、消費者に向けては、家庭で食べきる工夫を伝えるチラシや、食材を無駄にしないレシピを提供している。
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