水田作経営の農業所得 前年比9割減 2021(令和3)年 農業経営体調査2022年12月5日
農林水産省は2021(令和3)年の農業経営体の経営収支を11月30日に公表した。

稲作経営所得 1万円
全農業経営体(個人経営体と法人経営体)の全営農類型平均の農業粗収益は1076.9万円で前年にくらべて8.5%増加した。作物収入が2.5%、畜産収入が12.8%増加したことなどが要因。
一方、農業経営費は951.5万円で同9.5%増加した。飼料費が20.3%、動力光熱費が13.0%増加したことなどによる。
その結果、農業所得は125.4万円で前年に比べて1.5%増加した。
営農類型別(全農業経営体・全国・1経営体当たり)にみると水田作経営では、農業粗収益が350.3万円で同1.5%増。米価下落で作物収入は▲6.4%減となったが、共済・補助金等の受け取り金が増えた。
一方、農業経営費は6.8%増の349.3万円。動力光熱費が15.8%、肥料費が8.9%増加した。
その結果、農業所得は1万円で前年に比べて▲94.4%となった。なお、水田作の延べ作付け面積は252.8a。
畑作経営の農業粗収益は1317.0万円で同11.3%増。農業経営費は1049.7万円で同3.7%増。その結果、農業所得は267.3万円で同55.5%増となった。作物収入、畜産収入が増えた。
露地野菜作経営の農業粗収益は1083.4万円で同0.9%増。農業経営費は899.9万円で同3.7%増。その結果、農業所得は183.5万円で同▲10.9%となった。作物収入の減少が要因。
施設野菜作経営の農業粗収益は1738.6万円で同1.2%増。農業経営費は1368.3万円で同2.8%増。その結果、農業所得は370.3万円で同▲4.2%となった。作物収入の減少が要因。
果樹作経営の農業粗収益は730.3万円で同7.0%増加した。農業経営費は518.0万円で同8.0%増加した。その結果、農業所得は212.3万円で同4.5%増加した。
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