食品ロス削減へ 小学校給食で市内産ゆず果汁のゼリー提供 東京都町田市2023年2月20日
東京都町田市は、市立小学校の給食で2月から、JA町田市と共同開発した「ゆずはちみつゼリー」の提供を開始。町田市内で収穫された果実のまま販売できないゆずをゼリーに使い、食品ロス削減にもつなげる。
町田市食育推進キャラクター「まち☆ベジーズ」を採用したパッケージ
町田市内の農家では、庭先や畑の片隅に花ゆずの木が多く植えられている。収穫したゆずの実は、表面に傷があるなど見栄えの問題で、果実として販売できないものが生じていた。JA町田市から、この花ゆずの果汁を給食で利用することができないかという提案があった。
1月16日に、市立鶴間小学校で試行的に提供した給食
町田市とJA町田市は2022年12月26日、地場農産物の学校給食での活用を推進するため「町田市の学校給食における地場農産物の活用に関する協定書」を締結しており、今回はこの協定に基づき、子どもたちの嗜好に合うよう、ゆずのさわやかな香りとはちみつのやさしい甘さを味わえる「ゆずはちみつゼリー」を開発。小学校の給食で提供することになった。1月16日に、試行的に市立鶴間小学校で提供したところ、児童からは「パッケージがかわいらしい。」「ゆずのすっきりした味と香りがおいしい!」と好評だった。
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