「宮崎牛」など食材を活用した地方創生の取り組み開始 宮崎県小林市2023年3月8日
宮崎県小林市は、高級レストランやラグジュアリーホテルを展開するひらまつと連携し、小林市産の宮崎牛などの食材を活用した地方創生の展開に向けて相互連携による取り組みを始めた。
小林市で行なわれた牛舎の現地視察
霧島連山と九州山地に囲まれた小林市は、70か所以上の湧水が湧き出し、豊かな食材を育む環境に恵まれている。日本一の和牛を決める「全国和牛能力共進会」で、4大会連続で日本一の"内閣総理大臣賞"を受賞した宮崎牛をはじめ、市内の生産者が作る食材は市場で高い評価を受けている。
ひらまつは、小林市の豊かな食材の魅力を知り、これまでも定期的に店舗で使用。このほど小林市と本格的に連携することで食材の魅力や生産者の想いを多くの人に伝え、地方創生につなげる。1月には、ひらまつの中廣太一シェフ(オーベルジュ・ド・リル ナゴヤ)、星野晃彦シェフ(ブラッスリー ポール・ボキューズ 銀座)や、同社のスタッフが小林市を訪れ、実際に食の豊かさや優位性を確認。現地で感じたインスピレーションを料理に活かして期間限定の特別メニューを提供する。
宮崎県小林市
2月13日には、オーベルジュ・ド・リル ナゴヤで小林市長や宮崎牛などの生産者が参加してのガラディナーを実施。全メニューに小林市産の食材が使われたフルコースは、来店した多くの美食家を唸らせた。この日の来店客は、小林市が運営するファンクラブへ加入するなど、食を通じた関係人口の拡大にもつながっている。また、食材の選定を受けた生産者のモチベーション向上にもつながり、目に見えた成果が生まれている。
3月13日から19日にかけては、ブラッスリー ポール・ボキューズ銀座で、星野シェフが厳選する和牛のステーキとフランス伝統のカフェ・ド・パリ バターソースを合わせた人気メニュー「PariSteak(パリステーキ)」が、小林市産宮崎牛を使って登場。続く4月にはオーベルジュ・ド・リル サッポロでも同様の取り組みを予定している。
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