新農相に小里泰弘氏 鹿児島出身の農政通2024年9月30日
自民党の石破茂総裁は、小里泰弘首相補佐官を農相に起用する方針を固めた。石破内閣は10月1日、臨時国会での首班指名後、発足する。
有機農業の現場を視察する小里泰弘首相補佐官(中央左側)(5月15日 首相官邸HPから)
新たに農相となる小里泰弘氏(66)は畜産が盛んな衆院鹿児島3区が地盤で、長く農政、地方創生に取り組んできた。総裁選では石破氏を推薦した。
これまで、自民党農林部会長、農水副大臣などを歴任。岸田内閣では昨年9月に首相補佐官に就き農山漁村地域活性化を担当、「農山漁村活力再生パッケージ」をまとめた。
5月15日、小里首相補佐官は有機農業の視察で茨城県常陸大宮市を訪れた。JA常陸の秋山豊組合長は「その際は、実直な視察と意見交換をしていただいた。米や野菜も含め、農民のために頑張ってください」と話した。
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