鳥インフルエンザ 鹿児島県で国内10例目を確認2024年11月20日
農林水産省は11月20日、鹿児島県で今シーズン国内10例目となる高病原性鳥インフルエンザの疑似患畜が確認されたと発表した。
農場は同県出水市の採卵鶏農場で約12万羽を飼養している。県内では今シーズン1例目。
19日に鶏がまとまって死亡したり衰弱しているとの通報を受け県が簡易検査を実施したところ、陽性と判明し、その後の遺伝子検査で20日に疑似患畜と確認された。
12万羽すべてが殺処分の対象となる。
鹿児島県によると発生農場から半径3km以内の移動制限区域内には16農場あり計71万7000羽飼養されている(採卵鶏15農場・64万7000羽、肉用鶏1農場・7万羽)。
半径3kmから10km以内の搬出制限区域内には73農場あり計429万3000羽飼養されている(採卵鶏23農場・209万2000羽、肉用鶏42農場・156万2000羽、種鶏6農場・63万8000羽、その他2農場1000羽)。
鹿児島県出水市では11月4日に環境試料(水)からH5N1亜型高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたほか、16日から18日にかけてナベヅルやヒドリガモから疑い事例が出ている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(174)食料・農業・農村基本計画(16)食料自給率その他の食料安全保障の確保に関する目標2025年12月27日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(91)ビスグアニジン【防除学習帖】第330回2025年12月27日 -
農薬の正しい使い方(64)生化学的選択性【今さら聞けない営農情報】第330回2025年12月27日 -
世界が認めたイタリア料理【イタリア通信】2025年12月27日 -
【特殊報】キュウリ黒点根腐病 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【特殊報】ウメ、モモ、スモモにモモヒメヨコバイ 県内で初めて確認 高知県2025年12月26日 -
【注意報】トマト黄化葉巻病 冬春トマト栽培地域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
【注意報】イチゴにハダニ類 県内全域で多発のおそれ 熊本県2025年12月26日 -
バイオマス発電使った大型植物工場行き詰まり 株式会社サラが民事再生 膨れるコスト、資金調達に課題2025年12月26日 -
農業予算250億円増 2兆2956億円 構造転換予算は倍増2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(1)2025年12月26日 -
米政策の温故知新 価格や流通秩序化 確固たる仕組みを JA全中元専務 冨士重夫氏(2)2025年12月26日 -
米卸「鳥取県食」に特別清算命令 競争激化に米価が追い打ち 負債6.5億円2025年12月26日 -
(467)戦略:テロワール化が全てではない...【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年12月26日 -
【スマート農業の風】(21)スマート農業を家族経営に生かす2025年12月26日 -
JAなめがたしおさい・バイウィルと連携協定を締結 JA三井リース2025年12月26日 -
「省エネルギー投資促進・需要構造転換支援事業」採択 高野冷凍・工場の省エネ対策を支援 JA三井リース2025年12月26日 -
日本の農畜水産物を世界へ 投資先の輸出企業を紹介 アグリビジネス投資育成2025年12月26日 -
石垣島で「生産」と「消費」から窒素負荷を見える化 国際農研×農研機構2025年12月26日 -
【幹部人事および関係会社人事】井関農機(1月1日付)2025年12月26日


































