輸入小麦 政府売渡価格 4.6%引き下げ 4月から 農水省2025年3月13日
農水省は3月12日、4月からの輸入小麦の政府売渡価格を決定した。
2025年4月期の政府売渡価格は、直近6か月間の平均買付価格をもとに算定すると5銘柄加重平均で1トン6万3570円となり、10月期にくらべて4.6%の引き下げとなる。
引き下げは2023年10月期から4期連続。
小麦の国際価格は2022年のロシアのウクライナ侵攻の影響で同年3月に1ドル14.25ドルと過去最高を更新したが、代替ルートからの輸出や主産地の天候改善で11月以降は、侵攻前の同7ドル台へと下落した。
2023年以降はロシアや黒海地域での作柄懸念で一時的な上昇はあったものの、米国の良好な天候から、現在は同5ドル台で推移している。
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