「森林×ACT(アクト)チャレンジ2025」募集開始 林野庁2025年4月22日
林野庁は4月21日、森林づくり活動や森林由来J-クレジットの活用を通じて、カーボンニュートラルの実現や生物多様性保全などに貢献する取組を顕彰する「森林×ACT(アクト)チャレンジ2025」の募集を開始。「森林づくり部門」、「J-クレジット部門」の両部門で法人、団体、個人、地方公共団体からの応募を6月30日まで募っている。
「グリーンパートナー」マーク
日本の国土の3分の2を占める森林を適切に整備・保全することは、森林によるCO2吸収量の確保や強化につながり、2050年カーボンニュートラルの実現につながる。
SDGsやESG投資への関心が高まる中、企業等の支援で行われる森林づくり活動が全国で広がっている。民間の活力を活かした森林づくり活動が、森林整備による気候変動対策や生物多様性保全を国民運動として展開する上でも、豊かな自然を未来につなぐためにも不可欠であることから、林野庁は、企業等の森林づくり活動や森林由来J-クレジット活用を推進する企業等の取組を募集する。
◎募集概要
募集期間:4月21日~6月30日17時まで
<募集内容>
【森林づくり部門】
令和5年度及び令和6年度の間に企業等が支援等をして行った造林、保育等の森林整備について、次の2点を募集。
(1)整備した森林に係る1年間のCO2吸収量
(2)森林整備に関する取組内容
【J-クレジット部門】
令和5年度及び令和6年度の間に企業等が無効化した森林由来J-クレジットについて、次の2点を募集。
(1)無効化したJ-クレジット量(CO2吸収量)
(2)無効化したJ-クレジットに関する活用内容及び効果
※注意:J-クレジット部門では、(ア)クレジットを創出したプロジェクト実施者、クレジットの販売仲介事業者、クレジットを無効化した者の連名による応募、(イ)クレジットを創出したプロジェクト実施者、クレジットを無効化した者の連名による応募、のいずれかによる応募となる。
両部門の応募資格:法人、団体、個人、地方公共団体
<応募方法>
林野庁ウェブサイトに掲載された応募様式に必要事項を記入するとともに、その内容を確認できる添付資料を用意の上、応募フォーム若しくは農林水産省共通申請サービス(eMAFF)より申請する。 応募方法の詳細については、同ウェブサイトに掲載された応募マニュアルを参照。
<表彰方法>
「募集内容」のうち、森林づくり部門及びJ-クレジット部門の(1)については林野庁で確認し、(2)については外部有識者による審査委員会において審査基準に基づき審査。
(1)(2)の結果を総合的に踏まえ、以下のとおり受賞者を選定し、表彰する。
・グランプリ(農林水産大臣賞):全ての応募者のうち1件
・優秀賞(林野庁長官賞):森林づくり部門、J-クレジット部門でそれぞれ全応募数の1割程度以内
<結果の公表>
グランプリ・優秀賞の受賞者については林野庁ウェブサイトで公表。また、全ての応募者について「グリーンパートナー」として公表する。グリーンパートナーは「グリーンパートナーマーク」を取組のPRに活用できる。
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