農政：全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」
古川康 自由民主党 衆議院議員【緊急特集 全国会議員に聞く「どうするのかコロナ危機」】2021年9月1日
古川康 衆議院議員
○古川康
○自由民主党
○衆議院議員
○選挙区：比例区 九州
○出身地：佐賀県唐津市
【１】現在の政府のコロナ対策についての評価
（1）ワクチン接種の問題点と今後の課題
ワクチン接種体制が確立し、１日120万回を超えるワクチン接種が実現していることは評価できるが、いまだ現場では現役世代の方々が望むタイミングでワクチンが打てないということが課題。
（2）医療体制の問題点と今後の課題
宿泊療養の強化／充実により、医療資源を有効に活用しながら中等症以下の対応が可能になると考える。
（3）国民生活や経済活動の規制（「外出自粛」「営業自粛」「リモート作業」等）への保障
対人接客業務の方々への抗原検査の義務化とセット（お客様も）にして開業を認める等メリハリが必要。補償については、あと一歩踏み込んで議論することが必要（ダメということではなく、どの範囲で、どの業種に行うのか）
【２】今後のコロナ対策についての提案
（1）現行憲法下における最大限の効果を出すための日本版ロックダウンに向けた検討を行うため、国と地方の協議の場をセットし、国と地方が一緒に制度設計を行う。
（2）都道府県及び市町村の現場では国から交付される交付金を「将来もっと大変な状態になった時のために」使わずに取っておこうという考えになってしまっている。今後も地方六団体の求めに応じて交付する、というアナウンスが必要。
【３】コロナ禍で見えてきた日本の政治のあり方について思うことがありますか？
（1）現場で起きていることが政策決定者にまで共有されるまでのタイムラグの存在。
（2）デジタル化が進んでいないためリアルタイムでのデータの収集、分析ができないこと。
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