新規水稲用除草剤「サイラ/CYRA」を共同開発-JA全農と三井化学アグロ2018年11月28日
JA全農は11月27日、三井化学アグロ(株)との新規水稲用除草剤「サイラ/CYRA」の共同開発を発表した。

「サイラ/CYRA」(一般名=シクロピリモレート)は水田に発生する広範囲な広葉雑草、カヤツリグサ科雑草に有効で、新規作用機構を持つため、現在、日本国内の水田で発生しているALS(アセト乳酸合成酵素)阻害剤抵抗性雑草にも有効だという。
水稲への安全性が高く長期間の残効性も期待できるため、田植同時処理や直播栽培にも適用可能となっている。
このほど「サイラ/CYRA」を含む品目について農薬登録を申請し(表)、2020農薬年度からの販売をめざす。今後はこれらの混合剤の上市準備を進めるとともに、水稲栽培農家の要望に沿った「サイラ/CYRA」含有の新しい混合剤の開発も進めていく。
(関連記事)
・SU抵抗性ホタルイ、オモダカに「ビンワン」剤発売 北興化学一(18.03.29)
・水稲用一発処理除草剤 『ジェイフレンドジャンボ』新規登録取得(17.03.09)
・殺虫剤「ミネクトシリーズ」3剤と除草剤「アピログロウMX1キロ粒剤」を発表 シンジェンタジャパン(16.11.22)
・水稲用初・中期一発処理除草剤『シュナイデン』を発売 三井化学アグロ(16.03.17)
・水稲用除草剤「アールタイプ」ジャンボ・フロアブルを発売 三井化学アグロ(16.03.02)
・水稲用一発処理除草剤『アッパレZ』を上市 協友アグリ(16.02.24)
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(167)食料・農業・農村基本計画(9)肥料高騰の長期化懸念2025年11月8日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(84)グルコピラノシル抗生物質【防除学習帖】第323回2025年11月8日 -
農薬の正しい使い方(57)ウイルス病の防除タイミング【今さら聞けない営農情報】第323回2025年11月8日 -
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
米の民間4万8000t 2か月で昨年分超す2025年11月7日 -
耕地面積423万9000ha 3万3000ha減 農水省2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日


































