JR東日本と日本郵便の運送ネットワーク活用 山形県のさくらんぼ生産者を支援2020年6月19日
JR東日本グループは6月25日、26日の両日、山形県とJA全農山形、日本郵便と連携し、コロナウイルスの影響を受けている山形県内のさくらんぼ生産者に対して新幹線物流を活用した支援を実施する。
さくらんぼの収穫を手伝うJR東日本社員
JR東日本は、「地域再発見プロジェクト」の一環として日本郵便とさまざまな分野で連携し活動している。今回は新型コロナウイルスの感染拡大により、さくらんぼ狩りのキャンセルが相次ぎ、大量に余ったさくらんぼの販売先を確保するため、JR東日本の新幹線物流と日本郵便のネットワークを活用し、山形県産さくらんぼの生産者支援を行う。
取り組みは、生産者から持ち込まれた山形県内のさくらんぼを、仙台駅まで日本郵便の運送ネットワークを活用して運び、JR仙台駅の近くにある農産物販売所「AOYA」で販売。さらに、仙台駅から東京駅へは東北新幹線でさくらんぼを運び、JR上野駅とJR東京駅にあるJR東日本商事が運営する地産品ショップ「のもの」で販売する。
今回の取り組みでは、東日本グループが運営するECサイト「JRE MALL」でも、日本郵便が山形県内の生産者から仕入れたさくらんぼを、6月20日~24日の期間限定で販売する。
今回の支援に先立ち、6月10日から19日にかけての4日間、のべ81人のJR東日本社員が、収穫の人手が不足している山形県内のさくらんぼ農家で収穫作業などを手伝った。参加した社員は「想像より多くの実がついていて大変。軸を引っ張るときの力が必要でコツがなかなかつかめない」とコメント。農場主からは「もぎ取りは手作業で数に勝るものはない。大変ありがたい」と話した。
物流フロー
重要な記事
最新の記事
-
米の相対取引価格 過去最高を更新 60kg2万7649円2025年6月18日
-
米の価格 前週比▲48円 3週連続下落 農水省調査2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(1)育苗箱処理剤が柱2025年6月17日
-
【サステナ防除のすすめ2025】水稲の本田防除(2)雑草管理小まめに2025年6月17日
-
米 収穫量調査 衛星データなど新技術活用へ2025年6月17日
-
価格高騰で3人に1人が米の消費減 パンやうどん、パスタ消費が増加 エクスクリエの調査から2025年6月17日
-
【JA人事】JA中野市(長野県) 望月隆組合長を再任2025年6月17日
-
備蓄米の格安放出で農家圧迫 米どころ秋田の大潟村議会 小泉農相に意見書送付2025年6月17日
-
深刻化するコメ加工食品業界の原料米確保情勢【熊野孝文・米マーケット情報】2025年6月17日
-
2025年産加工かぼちゃ出荷販売会議 香港輸出継続や規格外品の試験出荷で単収向上を JA全農みえ2025年6月17日
-
2024年産加工用契約栽培キャベツ出荷販売反省会を開催 旬別出荷計画の策定や「Z-GIS」の導入推進を確認 JA全農みえ2025年6月17日
-
和歌山「有田みかん大使」募集中 JAありだ共選協議会2025年6月17日
-
【浅野純次・読書の楽しみ】第110回2025年6月17日
-
転職希望者対象に「農業のお仕事説明会」 6月25日と7月15日に開催 北海道十勝総合振興局2025年6月17日
-
「第100回山形農業まつり農機ショー」8月28~30日に開催 山形県農機協会2025年6月17日
-
北海道産赤肉メロン使用「とろける食感 ぎゅっとメロン」17日から発売 ファミリーマート2025年6月17日
-
中標津町と繊維リサイクル推進に関する協定締結 コープさっぽろ2025年6月17日
-
神奈川県職員採用 農政技術(農業土木)経験者募集 7月25日まで2025年6月17日
-
【役員人事】ノウタス(6月17日付)2025年6月17日
-
「九州うまいもの大集合」17日から開催 セブン‐イレブン2025年6月17日