ジビエを実地で学習「高校生レストラン」で高知県産鹿革のコースター販売2020年11月2日
高知商業高校の生徒が11月7日と8日、高知市にある蔦屋書店1階で「高校生ジビエレストラン」をオープン。“高知の財布”で知られる雑貨ブランド「高知」を展開する(株)ブランド高知の協力で完成した、高校生手作りの鹿革コースターをレストラン内で提供し、販売する。
高知県でとれた鹿の皮から高校生が仕上げたコースター
ブランド高知は、高知の認知度向上を目的に2018年に発足し、これまでに40種類以上の商品を販売している。今回は、同校の生徒から「高知の森林保護団体に寄付をするために鹿革でコースタ―を作りたい」と相談を受けて全面的に協力。鹿の皮は、同県香美市の地域おこし協力隊の橘木さんと猟友会から提供された鳥獣被害対策で捕獲された廃棄予定のものを使い、鞣しの工程を経てでき上がった最高級の鹿革を提供した。
また、同校では革細工の出前授業を行い、鹿革の大切さと良さを生徒に実感してもらえるよう、ものづくりの面白さを学ぶ機会も提供。高知県在住の革職人、吉松裕太さんを招き、プロの技を生徒らに伝授した。
「高校生ジビエレストラン」の営業は、11月7日、8日の10時から20時。メニューは、同校生徒が考案したオリジナルメニュー。「土佐オールスターシリーズ」として高知のシカ、イノシシ、土佐赤牛、四万十鶏、四万十豚を使った料理を用意。土佐オールスターラーメン、土佐オールスターカレー、土佐オールスタードッグ、土佐オールスターピザや新商品としてイノシシのカツ丼も登場する。
革職人の吉松さん(写真右)から革細工について学ぶ生徒たち
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