ワタミの焼肉事業「かみむら牧場」海外1号店が台湾にオープン2020年11月9日
ワタミのグループ企業で、台湾で外食事業を展開している台灣和民餐飲股份有限公司は11月11日、台湾・台北市に幸せの焼肉食べ放題「かみむら牧場」微風広場店をオープンした。日本で2店舗を展開する焼肉業態「かみむら牧場」の海外1号店で台湾への出店を皮切りに海外展開を推進する。
台湾に出展した「かみむら牧場」。店頭でも和牛と特急レーンを強調
5月に東京都大田区蒲田に1号店を出店した「かみむら牧場」は、和牛を高いコストパフォーマンスで提供する焼肉業態。国内有数の和牛生産者である(株)カミチクホールディングス(鹿児島県鹿児島市)とワタミカミチク(株)を設立し、「かみむら牧場」を直営、フランチャイズで展開している。現在、東京と大阪に各1店舗を展開しており、カミチクホールディングスから調達したブランド和牛「薩摩牛」を使用。和牛を中心とした焼肉を食べ放題で楽しめる店として人気を集めている。
海外1号店となる「かみむら牧場」微風広場店は、台湾でもっとも知られる商業施設「微風台北駅」に出店。日本で育ったブランド和牛「薩摩牛」を食べ放題で楽しめる。台湾は日本食との親和性が高く、日本式の焼肉店や、日本産の和牛は人気が高い。同社は「かみむら牧場」を台湾に出店することで、世界へ和牛の焼肉食べ放題を広げる。
また、同店では、日本の店舗同様、回転寿司店のように特急レーンを導入。ホールスタッフの生産性を高めるとともに、「薩摩牛」を食べ放題で提供するとともに、スタッフと客の接触を減らした形式での料理提供が可能となる。
メニューは食べ放題限定で、「薩摩牛」と100種類のメニューが楽しめる「匠の技 和牛饗宴コース」(1099元/人~、日本円で約4000円)。このほか、サイドメニューとして寿司、鰻、ラーメンなどの本格的な日本食をそろえている。
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