市場で行き場失った国産生シイタケを応援販売 豊洲市場ドットコム2020年12月14日
こだわり食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開する(株)食文化は、フードロス削減プロジェクトの一環として、市場で行き場を失った国産の生シイタケを1.8トン入荷し応援販売している。
箱詰めされ出荷を待つシイタケ
鍋料理に不可欠なシイタケ。特に需要が高まる年末に向け、各産地で栽培しているが、今年の冬は、飲食店の時間短縮営業や忘年会の自粛により、業務用の注文が激減。また、今年は天候に恵まれ10月末からシイタケが豊作で行き先が見つからず、セリ場に余ってしまう状況が続いていた上、従来なら需要が高まる年末に向け、シイタケが市場で山積みとなっている。
産地箱にたっぷり3キロのシイタケ
豊洲市場ドットコムでは青果市場仲卸の築地定松とともに、シイタケのバラ詰め規格(1kg、3kg)を展開。これまでに1.8トンのシイタケを出荷し、シイタケの魅力発信と応援販売に取り組んでいる。
1キロの生のシイタケは多すぎるようだが、冷凍保存や干し椎茸にすると新しい美味しさも生まれることから同社は、自宅で過ごす時間が増えるこの冬に、たっぷりのシイタケ料理を楽しむことを呼びかけている。
「生しいたけ(菌床) 岩手県・秋田県・栃木県他無選別・簡易包装 約1kg(目安:20〜50本)」は1980円。無選別・産地箱そのまま 約3kgは4999円。いずれも送料、税込。
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