絶滅危惧種サシバ保全へ 国産米の琉球泡盛で作った化粧品など登場 日本自然保護協会2020年12月17日
絶滅危惧種の渡り鳥、サシバの保全につながる国産米の琉球泡盛が、英国発のコスメブランドLUSH(ラッシュ)の化粧品の原材料に採用された。日本自然保護協会が協力して実現。原材料の琉球泡盛は、サシバの繁殖地・栃木県市貝町などの国産米を使い、渡りの重要な中継地である沖縄県宮古島市の宮の華が製造。原料の米はサシバの繁殖地を保全する田んぼで生産されている。
日本自然保護協会は、サシバとその生息地の保全に注力するとともに、ライフスタイルと自然保護をテーマに、企業との連携を強化。自然保護や生物多様性保全、SDGsにつながる商品企画などにも力を入れている。
今回、化粧品の原材料として採用された琉球泡盛は、サシバの代表的な繁殖地となっている栃木県市貝町などの国産米を使って琉球泡盛を製造する宮の華の「うでぃさん」と「寒露の渡り」。
宮古はサシバの渡りの重要な中継地点になっており、その保全には繁殖地や中継地、越冬地が一体となった活動が欠かせない。同協会は、サシバを守るだけではなく、サシバが生息できる自然環境全体を守り、その自然の恵みを持続的に利用していく仕組み作りにも挑戦している。
琉球泡盛を使ったLUSHの商品は、サシバがくらす豊かな自然の恵みを持続的に利用しており、自然保護や生物多様性保全、SDGsにもつながる商品。
フェイス&ボディスクラブ「ヴィーナス誕生」と保湿クリーム「シャングリ・ラ」は、全国のLUSHの店舗と公式オンラインショップで順次発売。
重要な記事
最新の記事
-
【第46回農協人文化賞】楽しい活動モットー 女性枠・高知県農協理事 川井由紀氏2025年7月16日
-
【第46回農協人文化賞】一途に農に寄り添い 特別賞・茨城県・ひたちなか農協元専務 先﨑千尋氏2025年7月16日
-
【第46回農協人文化賞】"農の文化"次世代に 特別賞・千葉県八街市長 北村新司氏2025年7月16日
-
国内初 畜産分野のカーボンクレジット発行 JA鹿児島県経済連とEARTHSTORY2025年7月16日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 岩手県2025年7月16日
-
【注意報】りんごに褐斑病 県中南部で多発のおそれ 岩手県2025年7月16日
-
米の「5次問屋」どこに? 流通のせいで高騰? 小泉農相とドン・キホーテの意見を検証2025年7月16日
-
人工衛星データで水稲収穫量予測 農水省が実証研究で事業者募集2025年7月16日
-
「財源が」は「罪源だ」【小松泰信・地方の眼力】2025年7月16日
-
飲用牛乳 コスト指標作成で合意 地域差も考慮 農水省2025年7月16日
-
【JA人事】JAさくらんぼひがしね(山形県)松浦洋二組合長を再任(5月20日)2025年7月16日
-
持続的な食料システム普及に貢献する産品を表彰「FOOD SHIFT セレクション」募集開始 農水省2025年7月16日
-
全農オフィシャルアンバサダー石川佳純さんに県産農畜産物を贈呈 JA全農いわて2025年7月16日
-
「夏休み親子で体感!みやぎ お米の学校 バスツアー」参加者を募集 JA全農みやぎが協賛2025年7月16日
-
令和7年産シャインマスカット・ピオーネ旬入り宣言式 生育遅れも品質は良好 JA全農おおいた2025年7月16日
-
2025いわて純情むすめ認定式を開催 JA全農いわて2025年7月16日
-
九州の主産地から出荷 みずみずしく柔らかい「夏のアスパラガスフェア」開催 JA全農2025年7月16日
-
桃の名産地・韮崎市新府で出荷開始「はね桃」に大行列 JA梨北2025年7月16日
-
茨城県産「冷凍焼き芋」特価のキャンペーン実施中 JAタウン2025年7月16日
-
愛知県警察と「金融犯罪に係る情報提供に関する協定」締結 JA愛知信連2025年7月16日