世界初 精米歩合7%の雄町米を使用の超高精白酒を発売 宮下酒造2021年1月6日
清酒極聖(きわみひじり)の醸造元である宮下酒造(岡山県岡山市)は1月1日、世界で初めて精米歩合7%の雄町米を使った超高精白酒「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE」を発売した。
「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE Kaori」(左)と「同Aji」「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE」は、精米歩合7%の雄町米を使った純米大吟醸酒。2020年10月現在、同社調べで雄町米としては世界初となる超高精白酒で、究極の酒造りの中から生まれた異次元の酒。異なる酵母で仕込み発酵させた「Kaori」と「Aji」の2タイプがある。
「Kaori」は華やかで上品な香りと、瑞々しい透明感ある味わいで、「Aji」はおだやかで上品な香りと、心地良い酸味の効いたさわやかな味わいが特長。シーンに合わせて、飲み比べできる。
雄町米は岡山県特産の酒造好適米で酒米のルーツといわれている。大粒で心白が球状で大きいため、胴割れしやすく、これまでは精米歩合40%前後までしか原形精白はできなかった。しかし、技術革新による最新鋭の精米機と精米しやすいように改良された雄町米により、2015年には精米歩合20%まで原形精白した「極聖 純米大吟醸 天下至聖」を開発。その後も雄町米の極限精米への挑戦は続き、時間をかけて丁寧に精米することで、精度を向上。2017年には精米歩合15%まで原形精白した「純米大吟醸 楽聖 雄町米 一割五分磨き」の開発に成功した。今回の商品は、その精米歩合15%の雄町米をさらに上回る、精米歩合7%のお酒となった。
ラベルには商品名のモチーフとなった宮下酒造の象徴で財産でもある「酒工房 独歩館」のスケッチをあしらった。
「純米大吟醸 MIYASHITA ESTATE」は、「Kaori」と「Aji」のいずれも720ml入りで各10万円(税別)。酒工房 独歩館、クラフトビアショップ独歩、インターネットなどで販売している。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】冬春トマトなどにコナジラミ類 県西部で多発のおそれ 徳島県2025年11月7日 -
エンで「総合職」「検査官」を公募 農水省2025年11月7日 -
JPIセミナー 農水省「高騰するコスト環境下における食料システム法の実務対応」開催2025年11月7日 -
(460)ローカル食の輸出は何を失うか?【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月7日 -
「秋の味覚。きのこフェア」都内の全農グループ店舗で開催 JA全農2025年11月7日 -
茨城県「いいものいっぱい広場」約200点を送料負担なしで販売中 JAタウン2025年11月7日 -
除草剤「クロレートS」登録内容変更 エス・ディー・エス バイオテック2025年11月7日 -
TNFDの「壁」を乗り越える 最新動向と支援の実践を紹介 農林中金・農中総研と八千代エンジニヤリングがセミナー2025年11月7日 -
農家から農家へ伝わる土壌保全技術 西アフリカで普及実態を解明 国際農研2025年11月7日 -
濃厚な味わいの「横須賀みかん」など「冬ギフト」受注開始 青木フルーツ2025年11月7日 -
冬春トマトの出荷順調 総出荷量220トンを計画 JAくま2025年11月7日 -
東京都エコ農産物の専門店「トウキョウ エコ マルシェ」赤坂に開設2025年11月7日 -
耕作放棄地で自然栽培米 生産拡大支援でクラファン型寄附受付開始 京都府福知山市2025年11月7日 -
茨城県行方市「全国焼き芋サミット」「焼き芋塾」参加者募集中2025年11月7日 -
ワールドデーリーサミット2025で「最優秀ポスター賞」受賞 雪印メグミルク2025年11月7日 -
タイミーと業務提携契約締結 生産現場の労働力不足の解消へ 雨風太陽2025年11月7日 -
スマート農業分野の灌水制御技術 デンソーと共同で検証開始 ディーピーティー2025年11月7日 -
コクと酸味引き立つ「無限エビ 海老マヨネーズ風味」期間限定で新発売 亀田製菓2025年11月7日 -
おいしい「いわての原木しいたけ」銀河プラザで販売会 岩手県2025年11月7日 -
AGRIST 東京Sustainable Food Museumで1か月間のPOPUP開催2025年11月7日


































