外食市場規模 前年同月比倍増も2019年比は47% 外食市場調査4月度2021年6月2日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は6月1日、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象とする4月度の「外食市場調査」を実施。4月の外食市場規模は1610億円で前年同月比は208.5%では倍増したが、2019年比では47.0%と大きく減った。
4月の外食市場規模は、3圏域合計で1610億円で前年同月比は+838億円。地域により再び緊急事態宣言が発出されたが、2020年4月は第1回目の緊急事態宣言期間中だったため、市場規模の前年比は208.5%で倍増。しかし、コロナ禍の影響がなかった2019年4月比では47.0%で、3月(同48.7%)からは1.7pt悪化した。
外食実施率・頻度・単価の3指標とも前年比では回復したが、前月比では外食実施率と単価が前月の水準を下回り、市場規模も前月比では178億円減。圏域別の市場規模の2019年比は、首都圏で48.4%、関西圏で39.4%、東海圏で57.6%。新型コロナウイルスの感染が深刻化した関西圏を中心に2019年比のマイナス幅が大きかった。
業態別では、主要16業態全てで市場規模が前年比プラスとなったが、2019年比では「ラーメン、そば、うどん、パスタ、ピザ等の専業店」の68.6%が最高で、コロナ禍前の水準に戻った業態はなかった。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日