国産オーガニック生糸「やまがシルク」の白無垢レンタル開始 高見2021年6月23日
国内外でウエディングやレストラン事業などを展開する高見株式会社 (京都市下京区)は7月1日、国産オーガニック生糸「やまがシルク」で織った白無垢「やまがシルク 飛翔」のレンタル受注を始める。
SDGsの取り組みの一環でもある今回の商品製作は、世界的にも最新鋭で最大規模の周年無菌養蚕工場を熊本県山鹿市に持つ、あつまるホールディングスとのコラボレーションで実現。あつまるホールディングスの「天空桑園」とNSP山鹿工場では、繭を作り出す蚕が食べる桑の葉を山鹿市で無農薬オーガニック栽培し、安心・安全で質の良い生糸を生産している。
天空桑園は、山鹿市小坂地区の標高600メートルの山上に広がる農地面積約25ヘクタールの巨大桑園。牧草地として造成され、2014年までの二十数年の間、荒れ果てた耕作放棄地となっていたが、優良農地として甦らせ、桑園として造成した。
一方、クラス1万のクリーンレベルを誇るNSP山鹿工場は、常温・常湿・無菌レベルの調整が可能で、蚕の飼育に最適な環境を作り出すことができる。また、蚕の餌となる桑葉を加工して人工飼料にする最新設備も備わっており、人工飼料の調製・開発から繭の生産までを一貫して行うことができる。
「やまがシルク 飛翔」は、経糸・緯糸共に100%国産のオーガニック生糸「やまがシルク」を使用。国産のオーガニック生糸による白無垢の製作は、世界初の試みとなる。レンタル価格は32万円。
山鹿市小坂地区の標高600 メートルの山上に広がる「天空桑園」
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日