「道の駅若狭おばま」に地元農産物を活用したレストランがオープン2021年6月29日
福井県小浜市の観光地域づくり法人(DMO)で株式会社まちづくり小浜は6月28日、同社が運営する「道の駅若狭おばま」に、地元農産物を活用した新たなレストラン「和久里のごはんやおくどさん」をオープンした。
小浜の玄関口にオープンした「和久里のごはんやおくどさん」
舞鶴若狭自動車道の小浜インターから車で1分のところにある「道の駅若狭おばま」は小浜の玄関口。2014年7月には舞鶴若狭自動車道が全線開通し、2016年1月には国土交通省が「重点道の駅」に選定。2018年からは、ETC2.0搭載車を対象として舞鶴若狭自動車道小浜インターからの途中退出実験が始まるなど、年々利用者は増加傾向にあり、小浜市有数の観光施設となっている。
一方、既存のフードコートは手狭で、利用者の食事のニーズに十分に応えられていなかったため、道の駅敷地内にあった農産物加工施設の旧四季菜館を、地元農産物を活用したレストランに改修した。
小浜は、海のイメージが強いが、里山が近く湧き水が豊富。「和久里のごはんやおくどさん」は、この水に育まれる、若狭の里山食と里海食材をゆったりとカジュアルに楽しめるよう、"おくどさん"を中心に据え、好きな料理を組み合わせて一膳を自分で作れる「プリフィクスビュッフェ」を採用。おくどさんで炊かれた白飯を提供する。「おくどさんの一膳」は、ごはん、汁物、豆皿、サラダ、自家製ひと口豆腐付きで選べる和デリ1品で1000円、2品で1250円など。席数は約80席。
また、オープン記念で2つの企画を用意。利用者に、物販施設で1000円以上購入時に利用できる100円引きクーポンを7月4日まで配布。また、物販施設で、「和久里のごはんやおくどさん」で使用しているお米と、特製のおにぎりなどを販売する。
ビュッフェで選べる「おくどさん」の料理
重要な記事
最新の記事
-
農畜産物を「交渉カード」にするな トランプ関税でJA茨城県中央会 森山自民幹事長に緊急要望2025年5月10日
-
米など「重要5品目」守り抜く トランプ関税交渉で森山自民幹事長 茨城で表明2025年5月10日
-
シンとんぼ(141)-改正食料・農業・農村基本法(27)-2025年5月10日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(58)【防除学習帖】第297回2025年5月10日
-
農薬の正しい使い方(31)【今さら聞けない営農情報】第297回2025年5月10日
-
JA貯金残高 107兆2744億円 3月末 農林中金2025年5月9日
-
米、再生産可能な施策で後押し 石破茂総理2025年5月9日
-
【JA人事】JAぴっぷ町(北海道)大西組合長を再任(3月28日)2025年5月9日
-
備蓄米 全農出荷済み6万3266t 落札量の3割 出荷依頼には100%対応2025年5月9日
-
イネカメムシ被害を防げ 埼玉県と加須市、「防除」を支援 JAの要請実る2025年5月9日
-
備蓄米の円滑な流通 さらなる方策検討 買戻し条件見直しも 江藤農相2025年5月9日
-
米価 「高くなる」判断がやや増加 米穀機構2025年5月9日
-
(434)世界の配合飼料業界のダイナミズム【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月9日
-
全農杯全日本卓球選手権大会(ホープス・カブ・バンビの部)岐阜県予選会を県産品で応援 JA全農岐阜2025年5月9日
-
職員対象に「農業体験研修」を実施 JA全農あきた2025年5月9日
-
米を買うときに重視「国産米」77.8% お米についての緊急アンケート 日本生協連2025年5月9日
-
外食市場調査3月度 市場規模は3162億円 3か月ぶりに前年比でもマイナス2025年5月9日
-
BASFグループの第1四半期業績 特別項目控除前EBITDAはほぼ前年同期水準を確保2025年5月9日
-
鳥インフル 米サウスダコタ州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入を一時停止 農水省2025年5月9日
-
生活協同組合ひろしまと連携協定「無印良品」商品を供給開始 良品計画2025年5月9日