日本の若い食品技術ベンチャーを紹介「ワールドフードフォーラム」特別セッション開催 FAO2021年9月7日
国連食糧農業機関(FAO)と、日本のビジネス・イノベーション投資コンサルティング・SIGMAXYZが共催する「ワールドフードフォーラム(WFF)」は9月9日、日本の若い食品技術ベンチャーを紹介する特別セッション「共通の情熱と知恵による食料システムの再構築と向上」をオンラインで開催する。
「ワールドフードフォーラム2021」は10月1~5日にオンラインで開催。同フォーラムは、食料の生産から食卓までのバリューチェーン全体を通して、各分野で貢献できる若い指導者、新興企業や民間セクターのパートナー、NPO、学界、公的機関などから成るコミュニティの形成をめざし、「より良い生産」「より良い栄養」「より良い生活」「より良い環境」の4つのテーマを掲げている。
9月9日のイベントは、「ワールドフードフォーラム」のプレイベントとして、日本の若者の参画を促し、世界の農業食料システム変革を支援するために企画された。また、科学者、研究者、新興企業、学生、国連専門家、投資家間の対話を促し、農産業の視点を「ワールドフードフォーラム2021」や12月に開かれる東京栄養サミットに取り入れる。
同プログラムでは、冒頭でFAOのベス・べクドル事務局次長が、持続可能な開発目標達成するための民間部門における戦略の重要性について基調講演。その後、藻類で栄養上の課題を解決する「ユーグレナ」、穀物・果物廃棄物からのエタノール製品の循環型経済生産者の「ファーメンステーション」や、高齢化社会向け食品生産者の「デリソフター」、細胞農業の「インテグリカルチャー」など、日本で食料分野における技術革新を先導する新興企業を紹介。また、持続可能で包括的な食料システム実現を支援する技術と画期的な解決法を紹介する。
<特別セッション開催概要>
開催日:9月9日 16:00~19:30(日本時間)/ 7:00~10:30(ローマ時間)
開催方法:Zoomライブ配信
言語:日本語・英語
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(159)-食料・農業・農村基本計画(1)-2025年9月13日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(76)【防除学習帖】第315回2025年9月13日
-
農薬の正しい使い方(49)【今さら聞けない営農情報】第315回2025年9月13日
-
【人事異動】JA全中(10月1日付)2025年9月12日
-
【注意報】野菜類、花き類、豆類にハスモンヨトウ 県内全域で多発のおそれ 兵庫県2025年9月12日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政も思い切りやってほしかった 立憲民主党農林漁業再生本部顧問・篠原孝衆議院議員2025年9月12日
-
【石破首相退陣に思う】破られた新しい政治への期待 国民民主党 舟山康江参議院議員2025年9月12日
-
【石破退陣に思う】農政でも「らしさ」出しきれず 衆議院農水委員会委員・やはた愛衆議院議員(れいわ新選組)2025年9月12日
-
ドローン映像解析とロボットトラクタで実証実験 労働時間削減と効率化を確認 JA帯広かわにし2025年9月12日
-
スマート農業の実践と課題を共有 音更町で研修会に150名参加2025年9月12日
-
【地域を診る】個性を生かした地域づくり 長野県栄村・高橋彦芳元村長の実践から学ぶ 京都橘大学学長 岡田知弘氏2025年9月12日
-
(452)「決定疲れ」の中での選択【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年9月12日
-
秋の味覚「やまが和栗」出荷開始 JA鹿本2025年9月12日
-
「令和7年台風第15号」農業経営収入保険の支払い期限を延長 NOSAI全国連2025年9月12日
-
成長軌道の豆乳市場「豆乳の日」前に説明会を実施 日本豆乳協会2025年9月12日
-
スマート農園を社会実装「品川ソーシャルイノベーションアクセラレーター」に採択 OYASAI2025年9月12日
-
ご当地チューハイ「寶CRAFT」<大阪泉北レモン>新発売 宝酒造2025年9月12日
-
「卵フェスin池袋2025」食べ放題チケット最終販売開始 日本たまごかけごはん研究所2025年9月12日
-
「日本酒イベントカレンダー 2025年9月版」発表 日本酒造組合中央会2025年9月12日