アート×日本酒「Leave No One Behind」先行予約開始 やまなみ工房×楯の川酒造2021年9月8日
楯の川酒造(山形県酒田市)は10月12日、独自の表現活動で世界も注目のアート作品を生み出す障害者施設「やまなみ工房」とコラボレーションした商品「Leave No One Behind」を販売開始。同社オフィシャルECサイトで先行予約の受け付けを始めた。
楯野川 純米大吟醸 × 田村拓也 右・子宝 りんご × 神山亜津美
やまなみ工房は、約90人の通所者がそれぞれ独自のスタイルで表現活動を行っている障害者施設。楯の川酒造は、一人ひとりが思い思いに生み出す作品のパワーに圧倒されるとともに、同工房から生み出される作品が「人々の感性に訴え、人々の明日への活力へとつながっていく」という可能性を感じたという。
「米・麹・水」の3つの原料で作り上げる日本酒は、各地の酒蔵とも醸造工程は同じだが、蔵ごとに育まれた巧みな技術力で、味わいや香りは大きく異なり、生み出される日本酒にはそれぞれ特徴がある。同社は、そんな個性あふれる日本酒はある意味「アート」だと考え、今回のコラボに至った。
コロナ禍など社会事情の変化で、飲酒の場面は大きく変わり、外でお酒を愉しむのが難しい状況だが、楯の川酒造とやまなみ工房のコラボ商品の販売により、自宅でやまなみ工房のアートに触れ、日本酒を味わう「新しい家飲み」を提案する。
やまなみ工房の山下代表は「やまなみ工房の作品が施設を飛び出し、日本酒で有名な楯の川酒造様の新商品のラベルになって全国各地、たくさんの皆様の大切な時間、そして楽しいひと時にご一緒させていただけるなんてまるで夢のよう。今回のプロジェクトを通し、一人一人が新たに活躍できる場が社会の中で一つ生まれたことに感謝の気持ちでいっぱいです」と話している。
コラボ商品「Leave No One Behind」は日本酒の「楯野川 純米大吟醸 × 田村拓也」とリキュールの「子宝 りんご × 神山亜津美」の2商品。いずれも720mlで3080円。また、数量限定「Leave No One Behind オリジナルBOX vol.1」(8800円) は、「楯野川 純米大吟醸 × 田村拓也」と「子宝 りんご × 神山亜津美」を、オリジナルボックスに入れて提供する。価格はいずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
どこまで理解しているのか小泉大臣【小松泰信・地方の眼力】2025年6月25日
-
フードバンク、子ども食堂への備蓄米無償交付を追加 農水省2025年6月25日
-
【人事異動】農水省(6月23日付、24日付、25日付)2025年6月25日
-
ブラジル向け精米 検疫条件が緩和 農水省2025年6月25日
-
【JA人事】JA福山市(広島県)占部浩道組合長を再任(6月24日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAとうと(岐阜県)古川敏之組合長を再任(6月20日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAいずみの(大阪府)谷口敏信組合長を再任(6月25日)2025年6月25日
-
【JA人事】JA松任(石川県)得田恵裕組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
【JA人事】JAハリマ(兵庫県)柴原利春組合長を再任(6月21日)2025年6月25日
-
エンゲージメント向上へ若手職員がプロジェクト 「目安箱」設置も JAさいたま2025年6月25日
-
土壌診断研修会(基礎編)を開催 JA全農みえ2025年6月25日
-
みえの米ブランド化推進会議総会を開催 高温耐性「結びの神」拡大へ JA全農みえ2025年6月25日
-
「2025愛媛みかん大使」募集中 JA全農えひめ2025年6月25日
-
第53回通常総代会を開催 JA鶴岡2025年6月25日
-
青森県産 稀少な大玉さくらんぼ「ジュノハート」を数量限定販売 JAタウン2025年6月25日
-
【農と杜の独り言】第1回 国際園芸博覧会とは 千葉大学客員教授・賀来宏和氏2025年6月25日
-
アズキの遺伝子の知見を利用 ダイズのさやの弾け難さを強化 農研機構2025年6月25日
-
「水稲移植栽培における除草剤体系処理によるナガエツルノゲイトウ防除技術」SOP公開 農研機構2025年6月25日
-
"カメムシ急増"に天然成分100%の「モスガード スプレー」 第三者機関の試験で一定の効果 たかくら新産業2025年6月25日
-
近赤外分光とAI活用の次世代土壌分析サービスを開始 片倉コープアグリ2025年6月25日