沖縄県 伊平屋村に「もずく」販売金額から137万円を寄付 コープデリ2021年9月21日
コープデリ生活協同組合連合会と会員生協は、沖縄県伊平屋村で生産される「もずく」の販売を通じて、伊平屋村の自然環境保全に役立てる活動「美ら島応援もずくプロジェクト」を実施。2021年度は、137万7477円を伊平屋村に寄付した。
一昨年に行われた寄付金贈呈式の様子
プラスチックゴミをはじめ、増え続ける砂浜への漂着ゴミは、伊平屋村でも大きな問題となっている。プロジェクトで集まった寄付金は、漂着ゴミの運搬・処理、砂地の浄化、海岸の清掃作業など、自然環境保全活動に活用され、産卵にやってくるウミガメなど生き物の保護につなげ、島の基幹産業の一つであるもずく産業の活性化のために使われる。なお、今回の寄付金を含め、2010年から2021年までの寄付金は、累計1573万円を超える額に達した。
コープデリで販売している「産直沖縄県伊平屋島産味付太もずく」
コープデリグループは、1987年から伊平屋島産のもずくを販売し、島との親交を重ねてきた。2010年7月、伊平屋島の自然環境と生物多様性の保護や産地と消費者との交流を目的に「美ら島応援もずくプロジェクト」を始め、活動の一環として「美ら島応援基金」を設置。同連合会の会員7生協で伊平屋村の特産物"もずく"をコープブランド商品として販売し、購入1点につき1円を沖縄県伊平屋村に寄付する取り組みを行っている。また、伊平屋村との連携をさらに深め、島の振興・活性化を応援するため、「自然保護と調和した伊平屋村の産業振興と教育文化活動の推進」をプロジェクトの目的の一つとしている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(155)-改正食料・農業・農村基本法(41)-2025年8月16日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(72)【防除学習帖】第311回2025年8月16日
-
農薬の正しい使い方(45)【今さら聞けない営農情報】第311回2025年8月16日
-
(448)郷愁とノスタルジー【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年8月15日
-
あらゆる暴力の即時停止を 被爆・戦後80年にメッセージ発表 パルシステム連合会2025年8月15日
-
京都府「第3回京のこだわり畜産物レシピコンテスト」開催2025年8月15日
-
「パンのフェス2025」三井アウトレットパーク木更津で9月に開催2025年8月15日
-
機械審査なし「お米番付12回大会」エントリー開始 八代目儀兵衛2025年8月15日
-
東京23区の住民 過去1年間に森林を訪れたのは3人に1人 森林総研2025年8月15日
-
【サステナ防除のすすめ2025】秋冬野菜の病害虫防除 異常気象こそ先手対応を2025年8月14日
-
見なくなった案山子、燕・雀・烏【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第353回2025年8月14日
-
花がよく売れるお盆・彼岸から見えてくる花産業の問題点【花づくりの現場から 宇田明】第66回2025年8月14日
-
渡り鳥「キビタキ」「ノビタキ」越冬地との間の移動経路を明らかに 森林総研2025年8月14日
-
国産・添加物削減・減農薬にこだわり「デポー国領駅前」リニューアルオープン 生活クラブ生協2025年8月14日
-
果実のフードロス削減・農家支援へ「キリン 氷結 mottainai 浜なし」再登場2025年8月14日
-
【役員人事】バイエル(9月1日付)2025年8月14日
-
「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
-
政府の「米増産」方針 立ちはだかる「壁」と拭えぬ不安 産地JAと米農家の声2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(1)2025年8月13日
-
【サステナ防除のすすめ2025】果菜類(施設)編 太陽熱で死滅狙う(2)2025年8月13日