食品ロス削減と農業・地域の活性化へ 大阪府と連携協定締結 クラダシ2021年10月26日
社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営する株式会社クラダシは、大阪府と府内の食品ロス削減および農業や地域の活性化に向けた連携協定を締結。関西の都道府県との連携協定締結は大阪府が初めて。
25日に行われた大阪府とクラダシの連携協定締結式
同社は、食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などにより、消費できる状態でありながら通常の流通ルートで販売することが難しい商品を買い取り、社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」で販売することでフードロスの削減に取り組んでいる。
一方、大阪府は2025年大阪・関西万博の開催都市として、世界の先頭に立ってSDGsの達成に貢献する「SDGs先進都市」を実現するため、オール大阪でSDGsの新たな取り組みを創り出すことを目的に「Osaka SDGs ビジョン」を策定した。また、大阪府は大阪市との共同提案が内閣府の「SDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業」に選定されており、SDGsの目標達成に積極的に取り組んでいる。
連携協定により両者は、相互の資源を活用し、府民や事業者などに対し食品ロス削減に対する意識の向上と行動の変容を促す。また、大阪府内における食品ロスの削減を推進するとともに、農業や地域の活性化を図る。
今後の取り組みとしては、食品ロス削減に向けて未利用食品の有効活用や、フードバンク活動などの取組みへの支援と府民や事業者に向けた普及啓発活動。また、農業や地域の活性化に資する体験や活動を提供する。
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