新拠点「北関東リユースセンター」からEU向け輸出開始 マーケットエンタープライズ2021年11月19日
マーケットエンタープライズは11月17日、新拠点の「北関東リユースセンター」(茨城県結城市)から中古農機具のEU向け輸出を開始した。グループ全体で中古農機具ビジネスの成長を加速させる。
茨城県に開設した新拠点「北関東リユースセンター」
同グループは、中古農機具を戦略商材に掲げ、近年は連結子会社のMEトレーディングを中心に、海外の顧客を対象にしたECで中古農機具の買取・販売を強化している。これまでの輸出国は80か国を超え、輸出先はヨーロッパが多く、輸出国の半数以上をEU加盟国が占めている。
EUに輸出される中古農機具は、植物検疫規則により土壌や植物残渣が付着していない物に限られ、屋内での保管が望ましい。そのため、在庫スペースが限られていたこれまでの拠点は、直接EUへ商品を輸出することができず、屋内保管が可能な鳥取の拠点へ移動させるなど、時間やコストがかかっていた。
10月の新拠点開設により、土壌や植物残渣を付着させずに屋内で保管ができる体制が整い、植物検疫上の条件を満たしたことから、直接EUへの輸出が可能となった。11月17日には、北関東リユースセンターで商品を積みこんだオランダ向けのコンテナが横浜港を出港。北関東リユースセンターからのEU向け輸出は初めてとなる。
今後は、EU向けの輸出とともに、その他の国への輸出強化を図り、月平均3〜4本だった東日本エリアからのコンテナ輸出を月平均20本まで強化。また、輸出強化に加え、横浜港からのルートも含めた関東近郊の港からの輸出の可能性を探り、災害時にも強い体制を築いていく。
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