全国の農業女子が育てた野菜を使用「生産者の顔が見える野菜スープ」CF実施中2021年12月8日
全国の農業女子(農GIRL)を応援するプロジェクト「農GIRL×農LIFE」は、『生産者の顔が見える野菜スープ』を商品開発するクラウドファンディングのプロジェクトをCAMPFIREで実施中。12月27日まで、商品開発のための支援を募っている。
農業を含む1次産業では、生産者が加工品の製造や小売販売までを一貫して行う「6次産業化」が提唱されているが、現実的には農家だけで加工、流通、宣伝、販売のすべてを行うことは容易ではない。「農GIRL×農LIFE」は、個々の農家では実現が難しいプロジェクトを、農業女子コミュニティを活用することで企画・推進。「"生産者の顔が見える"野菜スープ」の開発では、5組の農GIRLをはじめ、フードコーディネーターや加工食品製造企業などと連携する。
同プロジェクトで開発する「野菜スープ」は、生産者の顔が見えることが特長。通常、野菜スープなど加工品は、消費者は材料となっている野菜の生産者までを知ることはできない。そこで、それぞれの野菜を育てた農GIRLを写真付きで紹介することで、安心・安全を提供。また、独自の冷凍技術を駆使した安全・安心・高品質な冷凍食品ブランド「冷凍良食」を展開するクオリアースとのコラボレーションにより、野菜の鮮度を落とすことなく冷凍スープとして食卓に届ける。
農GIRLプロジェクトに参加する、えのもと農園(愛知県)は、キャベツとブロッコリーを供給。「私たちが育てた野菜を遠方の方々にもお召し上がりいただきたいという思いがありましたが、野菜の発送や加工品にするのは現実的に難しく、諦めていました。この機会に、愛情込めて育てた自慢の野菜を、美味しいスープとしてたくさんの方々にお届けできれば」と話している。この他、ホリコファーム(兵庫県・淡路島)の玉ねぎ、O.K_FARM(茨城県)のにんじん、坂田園芸場(宮崎県)のセロリ、よしだ家(青森県)のニンニクを供給する全5組の農GIRLが参加する。リターンは、「"生産者の顔が見える"野菜スープ」が4食分で4000円で16食分まで用意。クラウドファンディングの終了は12月27日 23時59分。
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