CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」で最高評価に初選定 伊藤園2022年2月16日
伊藤園は、国際的な環境非営利団体CDPの「サプライヤー・エンゲージメント評価」で、最高評価の「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に初めて選定された。
CDP「サプライヤー・エンゲージメント評価」は、CDPが企業や団体に対して行う気候変動に関する調査のうち、(1)ガバナンス、(2)目標、(3)スコープ3排出量、(4)サプライチェーンエンゲージメントの4つから評価される。2021年はCDP気候変動質問書(完全版)に回答した企業の上位8%にあたる約500社(うち、日本企業は105社)が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定された。
同社は、飲料製品の製造を外部へ委託する「ファブレス(工場を持たない)方式」を採用。品質会議などを通じて、製造委託先企業と環境社会課題に関する同社方針と目標を共有し、サプライチェーンにおける環境負荷低減と資源循環に協働で取り組んでいる。今回の選定は、サプライヤーと共同で技術開発や、容器包装の軽量化等に取り組んできたことが評価された。
◎気候変動問題に対するサプライヤーとの協働事例
<東洋製罐株式会社および飲料製造委託先工場との協働>
東洋製罐株式会社と共同開発した「NSシステム」では、常温での無菌充填でボトルの殺菌処理に殺菌剤を使用しないため、殺菌剤を洗い流す多量の水が不要となる。また、ボトルが高温にさらされるのは温水でのボトル殺菌時のみのため、ボトルの耐熱性を低く抑えられ、軽量化が可能になった。軽量化により資材の使用量の削減と配送時のCO2排出量削減につながっている。
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