「酒米」の個性を活かす新ブランド「楯野川 CRAFT」 数量限定販売 楯の川酒造2022年2月25日
楯の川酒造は3月8日、公式オンラインショップ限定で「酒米」の個性を活かす新ブランド「楯野川 CRAFT」を発売。山形県の酒米である「雪女神」と「出羽燦々」を使った2種類を数量限定で販売する。
「楯野川 CRAFT」は、数少ない原料の中から特に "酒米"にスポットを当て、その特徴や個性を最大限楽しむために醸された同社公式オンラインショップ限定の新シリーズで、地元農家との契約栽培や自社精米など、米にこだわっている。今回は、品種毎に多種多様な特徴があり、日本酒の味わいを決める原料としてまったく異なる性質をもつ「出羽燦々」と「雪女神」の二つの酒米にスポットを当てた。
「出羽燦々」は、地元の契約農家と共に作り上げ、楯の川酒造が原材料として最も長く使われている酒米。また、「雪女神」は、"酒米の王様"と称される山田錦を超えようと、山形県が独自に品種改良した純米大吟醸用の酒米。「楯野川 CRAFT」では、それぞれの米の持つポテンシャルを最大限引き出すため、地元の農家と協力し、減農薬・減化学肥料の特別栽培米だけを使用している。
「楯野川CRAFT 燦 -SAN-」(720ml/3300円)は、旨み成分をたっぷりと蓄えた米を削りすぎず、残しすぎない「50%精米」に留め、より米の味を楽しめるよう原酒のまま瓶詰めした。「出羽燦々」の旨さや特徴がそのまま出る日本酒となった。一方、「楯野川CRAFT 雪 -YUKI-」(720ml/5500円)は、「雪女神」のもつ繊細で甘やかな香りを上品に表現するために、あえて香りを控えめに設計。純米大吟醸に特化して製造してきた同酒蔵の経験から、原酒のどっしり感を残しながら、酒米の特性である綺麗さを表現するため、既存ブランドにはない40%精米で醸した。専用カートン付きでギフトにもおすすめ。現在予約受付中。3月8日から公式オンラインショップで販売開始。いずれも価格は税込。
重要な記事
最新の記事
-
(382)「ファミリー・ビジネス」の生き残り【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年5月3日
-
むらの掟【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第289回2024年5月2日
-
主食用多収品種の「にじのきらめき」が人気になる理由【熊野孝文・米マーケット情報】2024年4月30日
-
令和6年春の叙勲 5人が受章(農水省関係)2024年4月29日
-
シンとんぼ(90)みどりの食料システム戦略対応 現場はどう動くべきか(1)2024年4月27日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(8)【防除学習帖】 第247回2024年4月27日
-
土壌診断の基礎知識(17)【今さら聞けない営農情報】第247回2024年4月27日
-
【欧米の農政転換と農民運動】環境重視と自由化の矛盾 イギリス農民の怒りの正体と運動の行方(2)駒澤大学名誉教授 溝手芳計氏2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 佐賀県2024年4月26日
-
【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日
-
【注意報】核果類にナシヒメシンクイ 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2024年4月26日
-
【注意報】ムギ類に赤かび病 県内全域で多発のおそれ 愛知県2024年4月26日
-
「沖縄県産パインアップルフェア」銀座の直営飲食店舗で開催 JA全農2024年4月26日
-
「みのりカフェ博多店」24日から「開業3周年記念フェア」開催 JA全農2024年4月26日
-
「菊池水田ごぼう」が収穫最盛期を迎える JA菊池2024年4月26日
-
「JAタウンのうた」MV公開 公式応援大使・根本凪が歌とダンスで産地を応援2024年4月26日
-
中堅職員が新事業を提案 全中教育部「ミライ共創プロジェクト」成果発表2024年4月26日
-
子実用トウモロコシ 生産引き上げ困難 坂本農相2024年4月26日
-
(381)20代6割、30代5割、40/50代4割【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2024年4月26日
-
【JA人事】JA北つくば(茨城県)新組合長に川津修氏(4月20日)2024年4月26日