家庭に眠る食品で困窮者支援 2021年度は6.1トンに パルシステム千葉2022年5月9日
生活協同組合パルシステム千葉は5月2日~27日の商品配達の際、家庭で眠る食料品を回収するフードドライブを実施。6月には新たに利用者に食料品の仕分けボランティアへの参加を呼びかけ、すぐに支援に活用できる状態にしてフードバンクへと寄贈する。
職員による賞味期限確認と品目別仕分け作業
パルシステム千葉は、2017年度から県内すべての配送地域で、フードドライブ活動に取り組んでいる。商品の配達のために利用者宅を訪問する際、家庭で未使用の食料品を回収して困窮者支援に活用している。2021年度は5月と10月に利用者にフードドライブ活動への協力を呼びかけ、6.1トンの食品の提供を受けた。
のだ中根店に設置したフードドライブ用 BOX
提供された食料品は、賞味期限を確認した上で品目別に仕分け、県内のフードバンク3団体(フードバンクちば、フードバンクふなばし、とうかつ草の根フードバンク)を通じ困窮者への食料支援に活用される。寄贈前に仕分けることでフードバンクでの作業負荷が軽減され、食料品を必要とする人へ速やかに届けられる。2022年度は新たに6月から、仕分け作業へのボランティア参加を利用者にも呼びかけ、より多くの人へ支援の輪を広げ、5月と10月の2回の商品配達の際にフードドライブを予定。
4月には新たにのだ中根店(野田市中根)へ「とうかつ草の根フードバンク」専用のフードドライブBOXを設置した。同店では、これまでも通年で食料品提供を受け付けていたが、「地元住民から寄せられた食品を地元の子ども食堂で活用してほしい」という要望から、同団体を通じて「野田市子ども食堂ネットワーク」へ寄贈する。
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