埼玉県吉川市・農業パーク構想にコンサルタントとして参画 アグリメディア2022年6月28日
農業ビジネスを展開するアグリメディアは、埼玉県吉川市が進める農業を軸とした一大エリア整備プロジェクトにコンサルタントとして参画。埼玉県羽生市の農業団地プロジェクトにコンサルタントして関わった経験とノウハウを生かし、吉川の魅力向上と農業の発展に尽力する。
吉川市三輪野江地区の最大120haの広大な農地を開発
都心から25キロ程度と交通アクセスに恵まれた吉川市は、広大な農地が残っており、次世代型農業の一大産地になる潜在力を秘めている。「吉川市農業パーク基本構想支援コンサルティング業務」を受注した同社は、吉川市農政課と連携しながらプランニング、企業誘致、地権者協議を担い、ゾーニングや導入コンテンツの検討、地権者協議、参入企業の誘致に至るまで幅広い業務を手掛ける予定。
三輪野江地区のまちづくりの方向性
吉川市は4月、「吉川市農業パーク基本構想」をまとめた。同プロジェクトは、常磐道・三郷ICに程近く、のどかな水田が広がる三輪野江地区の最大120ヘクタールを、「農地保全エリア」「農業拠点検討エリア」「将来開発検討エリア」の3つに分けて開発するもので、「都市と農・商工のふれあいによる新たな価値と魅力の創出」をコンセプトに掲げている。構想では、誘致する具体的なコンテンツ案として、実験農場、植物工場、加工工場、陸上養殖場、農業公園、道の駅(直売所)などが挙げられている。
同社は、主力事業である農業求人サービス「あぐりナビ」の運営を通じて全国5500を超す農業法人と直接取引があり、農業参入企業や農地の拡張を志向する法人の情報を豊富に持つ点が強み。進出の可能性がある企業・法人と、コンテンツ案を踏まえて吉川にふさわしい農的コンテンツをかためる。また、対象となる三輪野江地区は、交通アクセスのよさと農地の面的なまとまりという2点が最大の特長。順調に開発が進めば、高収益作物の一大生産加工拠点や、大規模農レジャーエリアになる可能性があるとみている。
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