食品の味・おいしさの評価法を学ぶ「味覚スペシャリスト養成講座」開講 検査技能検定協会2022年7月11日
(一社)検査技能検定協会は、味やおいしさの評価方法を体系的に学べるeラーニング「味覚スペシャリスト養成講座を開講。第一弾として、7月25日から「味覚の基礎知識講座」を提供する。
「味覚スペシャリスト養成講座」は、加工食品メーカーなどの商品開発担当者を主な対象とし、味覚に関する基礎から官能評価の設計方法まで、現場で即活用できる実用的な知識の習得を目的としたプログラム。全3回のエントリーコース「味覚の基礎知識講座」と、全7回のアドバンスドコースで構成されている。いずれも、同協会監修の「味覚検定チョコ」がセットとなっており、実技を交えながら味覚評価の方法を学べる。
近年は、味を数値で客観的に評価する味覚センサーも普及しているが、「おいしさ」には香りやテクスチャーなど味以外の要素も深くかかわっており、人による官能評価の果たす役割は大きい。一方、官能評価に関する公知の情報は少なく、多くの食品メーカーで、パネラー(評価者)同士の評価レベルのすり合わせ、評価項目の設定方法、社員教育・トレーニングのための方法に課題を感じている。同講座では、こうした課題を解決し、商品開発力向上の一助となることをめざしている。
味覚スペシャリスト養成講座「味覚の基礎知識講座」は、受講料(基本)が3万3000円、以降1人追加ごとに1万6500円。毎月10日までの申込みで、1か月間視聴できる。アドバンスド講座の提供開始は、2022年秋を予定。受講料はいずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
「良き仲間」恵まれ感謝 「苦楽共に」経験が肥やし 元島根県農協中央会会長 萬代宣雄氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(1)2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間特集】現地レポート:福島県JA夢みなみ岩瀬倉庫 主食用米確かな品質前面に(2)2025年4月30日
-
コメ卸は備蓄米で儲け過ぎなのか?【熊野孝文・米マーケット情報】2025年4月30日
-
米価格 5kg4220円 前週比プラス0.1%2025年4月30日
-
【農業倉庫保管管理強化月間にあたり】カビ防止対策徹底を 農業倉庫基金理事長 栗原竜也氏2025年4月30日
-
米の「民間輸入」急増 25年は6万トン超か 輸入依存には危うさ2025年4月30日
-
【JA人事】JAクレイン(山梨県)新組合長に藤波聡氏2025年4月30日
-
【'25新組合長に聞く】JA新潟市(新潟) 長谷川富明氏(4/19就任) 生産者も消費者も納得できる米価に2025年4月30日
-
鳥インフル 米デラウェア州など3州からの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年4月30日
-
埼玉県幸手市で紙マルチ田植機の実演研修会 有機米栽培で地産ブランド強化へ 三菱マヒンドラ農機2025年4月30日
-
国内生産拠点で購入する電力 実質再生可能エネルギー由来に100%切り替え 森永乳業2025年4月30日
-
外食需要は堅調も、物価高騰で消費の選別進む 外食産業市場動向調査3月度 日本フードサービス協会2025年4月30日
-
キウイブラザーズ新CM「ラクに栄養アゲリシャス」篇公開 ゼスプリ2025年4月30日
-
インドの綿農家と子どもたちを支援「PEACE BY PEACE COTTON PROJECT」に協賛 日本生協連2025年4月30日
-
「日本の米育ち 平田牧場 三元豚」料理家とのコラボレシピを発表 生活クラブ2025年4月30日
-
「子実トウモロコシ生産・利活用の手引き(都府県向け)第2版」公開 農研機構2025年4月30日
-
「金芽ロウカット玄米」類似品に注意を呼びかけ 東洋ライス2025年4月30日
-
令和7年春の叙勲 JA山口中央会元会長・金子光夫氏、JAからつ組合長・堤武彦氏らが受章2025年4月29日
-
【農協時論】農政の基本理念と政策へのJA対応 宮永均JAはだの組合長2025年4月28日