外食市場調査6月度 外食市場規模はコロナ禍前比68.6% 5月より後退2022年8月4日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の20~69歳の男女約1万人を対象に2022年6月度の「外食市場調査」を実施。外食市場規模は2291億円で前年同月比 +946億円。外食市場規模は前月比317億円減となり、コロナ禍前比(2019年6月比)は68.6%となり、前月の同80.5%から後退した。
6月の外食市場規模は、3圏域合計で2291億円。前年同月比は+946億円と7か月連続の前年比プラスだった。ただし、前月比では-317億円で、コロナ禍前の2019年同月比は68.6%と前月の同80.5%に比べるとマイナス幅が拡大した。
外食実施率・頻度は前月比でマイナスとなり、新型コロナウイルスの感染再拡大の影響を感じさせる。単価は、前年比でも2019年同月比(101.8%)でも増加しており、反動消費や物価高騰が影響している可能性がある。食事主体業態・計は前年比158.1%(19年比77.5%)、飲酒主体業態・計は同254.2%(同53.4%)、軽食主体業態・計は同106.4%(同63.2%)と、どの中分類でも19年比でみると前月よりマイナス幅が拡大しており、回復への道のりはまだ遠い。主要16業態は、全てで4か月連続して前年同月比はプラスで推移している。
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