千葉県漁連へ海岸清掃応援金を贈呈"プラごみ削減の投稿"1件100円で積み立て パルシステム2022年9月22日
パルシステム連合会は9月30日、東新宿本部事務所で千葉県漁業組合連合会へ海岸清掃費用応援金を贈呈。応援金は、利用者へ募集したプラスチックごみ削減など、環境保護につながるアイデア投稿を1件100円で積み立てた。贈呈金は、今後の海岸清掃活動に役立てられる。
4月に実施したパルシステム利用者によるビーチクリーン
パルシステムは、海岸に打ち寄せる大量のプラスチックごみによる海洋汚染の問題に対応するため、7月から8月にかけて、webサイト「STOP!海洋プラスチック汚染・地球温暖化 365日アクション」で、プラスチックごみ削減をはじめ毎日の暮らしでできる「ちょっとした工夫」を募集した。その結果、約1か月間で寄せられた「使用済みラップでシンク掃除」「ゴミ袋は買わずに商品のパッケージを活用」など多彩なアイデアを同サイトで紹介している。
投稿総数は、目標の1000件を上回る1105件。投稿1件につき100円を積み立てた金額を海岸清掃活動応援金として役立てられる。贈呈式では、目標としてあらかじめ設定した上限10万円を、海の環境保全のための海岸清掃活動に取り組む千葉県漁連に手渡す。贈呈金は清掃用具などの備品購入などに宛てられる。
パルシステム連合会は、2015年に千葉県漁連と産直提携を締結し、利用者との産地での交流や商品を通じて東京湾などの環境保全活動をはじめとする持続可能な漁業づくりに協力している。4月にはコロナ禍で中止していた産地ツアーを再開。生産者とともに海の生き物との触れ合いを楽しみながら南千倉海岸での清掃活動にも取り組んだ。
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