村上農園の「豆苗」吉野家「牛すき鍋膳」の具材に今年も登場2022年10月24日
吉野家の人気商品「牛すき鍋膳」の具材に2021年から使われている村上農園の緑黄色野菜「豆苗」。10月20日に全国の吉野家店舗で販売が始まった2022年の「牛すき鍋膳」にも、鍋の中心で村上農園の豆苗が彩りを添えている。

吉野家の「牛すき鍋膳」は、2013年に販売されてから毎年リピート客が多い冬の名物メニュー。卓上コンロに鉄鍋を置いて提供するため、目の前で煮込まれるうまみたっぷりの牛肉と野菜が熱々の状態で食べられる。鍋1食分には豆苗をはじめ様々な野菜が入っており、成人が必要とする半日分の野菜が摂取できる。
豆苗は、えんどう豆の若い葉と茎を食べる緑黄色野菜で、少し甘みがあって、シャキシャキとした食感が特徴。サラダなど生で食べるだけでなくおひたし、炒め物、鍋料理など幅広く使える。豆と葉物野菜の両方の栄養を併せ持った栄養バランスに優れた野菜で、アク抜きが要らず、調理が簡単。和洋中の様々な料理に合い、手軽に使える葉物野菜として浸透した。また、豆苗は残った根と豆の部分を水に浸しておくと、1週間程度で再収穫ができるため、エコでお得な野菜としても人気が高まっている。
村上農園の豆苗生産は、年間を通して土壌や天候に左右されない安定供給を実現しており、豆苗の国内シェアナンバー1。外食産業でもそのニーズが高まる中、村上農園は2019年に業務用専門の営業部署を新設し、可食部分のみを食べやすい長さにカットした業務用の豆苗の営業も本格的に始まった。
村上農園では、国内最大規模の豆苗専用植物工場である山梨北杜生産センターにカット豆苗のラインを設け、徹底した衛生管理体制で「世界一安全でおいしい豆苗」の生産を目指して、栽培技術の向上、育種による品種改良にも力を入れている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(169)食料・農業・農村基本計画(11)世界の食料輸出市場と主要輸出国の動向2025年11月22日 -
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(86)無機化合物(求電子剤・銅)【防除学習帖】第325回2025年11月22日 -
農薬の正しい使い方(59)生態に合わせた害虫防除の考え方【今さら聞けない営農情報】第325回2025年11月22日 -
【特殊報】チュウゴクアミガサハゴロモ 府内のミカン園などで初確認 京都府2025年11月21日 -
【浜矩子が斬る! 日本経済】経済統計は見方と使い方が肝要 国富の中の格差に目を2025年11月21日 -
農業法人「奥松農園くにさき」が破産 負債5.5億円 補助金事業の施設に海水侵入2025年11月21日 -
国産米重視が83.4%「2025年お米についてのアンケート調査」日本生協連2025年11月21日 -
シャインマスカット苗の「違法販売」防げ 注意喚起、商品削除...農水省とフリマ業者、対策に注力2025年11月21日 -
AI×アジャイルでアプリ開発 JAグループ若手が成果発表「Nexus Craft Lab 2025」2025年11月21日 -
(462)穀物が育んだ人類の知恵【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年11月21日 -
JA常陸「茨城県産 笠間の栗」予約販売中 JAタウン2025年11月21日 -
濃厚な甘さとフレッシュな果汁「国産温州みかんフェア」21日から開催 JA全農2025年11月21日 -
食べて知って東北応援「東北6県食材フェア」22日から開催 JA全農2025年11月21日 -
百名店監修みやぎ米レシピを提供 デリッシュキッチン・食べログとコラボ JAグループ宮城2025年11月21日 -
若手職員がキャリア自律を考える「3県合同キャリアワークショップ」開催 JA愛知信連2025年11月21日 -
JA三井リース ベイシア前橋みなみモール店のオンサイトPPA事業者として参画2025年11月21日 -
農林水産業の持続的発展へ金融・非金融で支援 サステナブル・ファイナンスは10兆円超 農林中金2025年11月21日 -
「乾田直播栽培技術標準作業手順書」新たな地域版6編を公開 農研機構2025年11月21日 -
「えひめ・まつやま産業まつり-すごいもの博 2025-」出展 井関農機2025年11月21日 -
半導体用プロセスケミカル企業AUECC社 買収に合意 住友化学2025年11月21日


































