北海道ボールパークFビレッジに開設する農業学習施設名を「KUBOTA AGRI FRONT」に決定 クボタ2022年12月15日
株式会社クボタは、北海道日本ハムファイターズの新球場「北海道ボールパークFビレッジ」にて建設中の農業学習施設の名称を「KUBOTA AGRI FRONT」に決定し、2023年春にオープンすると発表した。
施設外観イメージ
同社は、同施設を人が生きていくうえで欠かすことができない「食と農業」の魅力や可能性を、ともに学び、未来に向け考える場所にしたいとしている。同施設は、フードバリューチェーンを学ぶことができる農業経営シミュレーションゲームや、先端技術を活用した農作物栽培の展示、こだわって選んだ食材が楽しめるカフェなど、農業に親しめる体験型の施設として建設を進めている。
体験プログラムとして「食と農業」の素晴らしさ、大切さをいま直面している課題とともに伝えるシアターエリアを設ける。上映するのは普段当たり前のように食卓に並ぶ食べ物が消費者のもとに届くまでの物語で、正面、左右の壁と床を加えた4面の映像空間で繰り広げられるダイナミックで美しい映像への没入体験を楽しめる。
シアターエリア
農業経営シミュレーションゲーム「アグリクエスト」では、プレイヤーが農場の経営者の一人となって、チームで農業経営に取り組むことができる。自分たちの農場で「何を作り」、「どこに売り」、「誰と協力するか」を選択することによって収穫量や売上などの指標が変動し、実際の農業経営のように、突然のトラブルやチャンスの影響も受けながら、数年間の経営をシミュレーションできる。最後にチームごとの成績を比べることで、農業経営の面白さと農業の多様性を、楽しみながら学ぶことができる。
屋内栽培エリア
また、屋内栽培エリアも設け、AIや自動化装置を活用した栽培の様子など、農業における課題を解決する最先端技術を間近に見ることができる。同エリアでは、アスパラガス、イチゴ、トマト、リーフレタスなどの栽培を予定している。その他の施設として、カフェも併設する。
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