産直・有機JAS認証牛「産直はなゆき農場有機牛」発売 コープデリ2023年2月21日
コープデリ生活協同組合連合会は、持続可能な生産・消費、国内における有機牛の生産者支援、食料自給力の向上を目的として、有機JAS認証を受けた産直牛肉「産直はなゆき農場有機牛」を発売。宅配サービスで2月20日から注文の受付を開始した。
はなゆき農場の有機牛
コープデリグループは、国産飼料の使用を促進し、環境への配慮と若手生産者への支援を目指し、産直有機牛に取り組んでいる。有機JAS畜産物の生産は、家畜に有機栽培された飼料を与え、密飼いを避け家畜にストレスを与えないなど、家畜に意した飼育方法がとられる。
有機牛生産の場合、出生から出荷までに約28か月を要し、その間生産に収入は無く自己資金で対応することになる。また、有機用設備の導入などの初期費用がかかることから、生産者にとって取り組みへの高いハードルとなっていた。
そこでコープデリ連合会は、2020年に北十勝ファーム(北海道足寄郡)と素牛生産預託に関する覚書を締結し、北十勝ファームで出生した子牛を買い取り、北十勝ファームの一部門である、はなゆき農場に育成を預託。預託料を毎月支払うことで、資金の回転率を高め、経営の安定化を支援した。北十勝ファームでは若手生産者への育成も行っており、今回の取り組みは後継者育成支援にもつながる。
産直はなゆき農場有機牛ロースステーキ
「産直はなゆき農場有機牛」は、和牛品種の一つの「日本短角種」。赤身が味わい深い牛肉で、牧草・デントコーンなどの自家生産を中心とした有機飼料で飼育される。肥育方法は「夏山冬里方式(夏季放牧・冬季積雪期畜舎)」で、アニマルウェルフェアの指針でもある「5つの自由」を実現している。
販売は、宅配サービスの商品カタログ『VieNature』で、3月2回から取り扱いを開始。「産直はなゆき農場有機牛ロースステーキ(1枚150g)」(2678円)、「産直はなゆき農場有機牛肩ロースうすぎり(150g)」(2138円)、「産直はなゆき農場有機牛炒め物用(150g)」(1382円)など。部位ごとに数量限定で、月に1回程度の取り扱いを予定。価格はいずれも税込。
重要な記事
最新の記事
-
【注意報】サトウキビにイナゴ類 奄美地域でやや多発 鹿児島県2025年8月19日
-
【注意報】ネギ、野菜・花き類にシロイチモジヨトウ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月19日
-
【注意報】ダイズ吸実性カメムシ類 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月19日
-
JAのコスト低減や販売努力 農業者の「肯定評価」2割強 農水省2025年8月19日
-
コシヒカリ2.9万円 JA福井県 「作柄不安で市況一変」2025年8月19日
-
米の店頭価格 2週ぶり上昇 5kg3737円 農水省発表2025年8月19日
-
あきたこまち新米集荷合戦ヒートアップ【熊野孝文・米マーケット情報】2025年8月19日
-
「あきたこまち」の生育は順調、収量は平年並み 初出荷式開く JAにしみのとJA全農岐阜2025年8月19日
-
和牛を食べて応援「JA全農×ニッポンハムプレゼンツ 一球牛魂!和牛ナイター」開催2025年8月19日
-
「お肉の宅配肉市場」12周年 志田音々がお祝い お得な記念キャンペーン開催中 JAタウン2025年8月19日
-
熊本のおいしい魅力を全国へ JA熊本経済連2025年8月19日
-
毎年大好評 兵庫・丹波の秋の味覚「丹波栗」予約販売開始 JAタウン2025年8月19日
-
2024年度の新規加入が増勢に 若者と女性に年金制度のメリット訴求 農業者年金基金2025年8月19日
-
長野県産梨使用「とろける食感 ぎゅっと梨」19日から発売 ファミリーマート2025年8月19日
-
女子栄養大生が開発「ガーリックシュリンプ&チキンのお弁当」発売 コープデリ2025年8月19日
-
最旬の山梨県JAふえふき産「黄金桃」をケーキで「桃フェア 第二弾」開催 カフェコムサ2025年8月19日
-
農薬の役割をマンガで「まもるはなし」シリーズ公開 クミアイ化学工業2025年8月19日
-
鳥インフル 米テネシー州などからの生きた家きん、家きん肉等 輸入停止措置を解除 農水省2025年8月19日
-
青森県JAつがる弘前「りんご生産者サポート」サポーター募集 コープデリ2025年8月19日
-
星槎大学と包括連携協定 障害者と働く社会を当たり前に パルシステム神奈川2025年8月19日