ジビエを食べて世界自然遺産の森を守る「知床の森を守るエゾ鹿 シリーズ」発売 らでぃっしゅぼーや2023年7月28日
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地が展開する「らでぃっしゅぼーや」は7月24日、世界自然遺産"知床"の森林保全に繋がる鹿肉の加工食品「知床の森を守るエゾ鹿シリーズ」を発売。知床半島で捕獲されたエゾ鹿が、公的認証機関「北海道HACCP」の衛生基準を満たした工場による精肉加工によって、全国規模の宅配サービスで流通するのは初めての取り組みとなる。
カレーとピクルスの素がセットになった「知床の森を守る 山ごはんセット」
2006年に世界自然遺産に登録された「知床」で、かつては乱獲により絶滅の危機に瀕したエゾ鹿だが、1890年に全面禁猟措置となって以降、個体数の調整が難しく増えすぎたことによる獣害が問題となっている。
北海道では専門家を中心とした知床世界自然遺産地域科学委員会が「個体数管理」の目標を定めて取り組んでいるが、コロナ禍でのジビエ流通量の減少などから出荷数は低迷。目標とする個体数までの到達は難しい状況になっている。
鹿肉は、牛肉や豚肉と比べて、高たんぱく質(22.6g/100g)で低カロリー(126kcal/100g)で、栄養成分として鉄分が豊富(3.4mg/100g)に含まれるヘルシーな食材といえる。
「知床の森を守るエゾ鹿シリーズ」は、知床半島で殖えすぎたエゾ鹿を、山の恵みとしておいしくいただくいただくために、食べやすく加工した。今回精肉を手掛ける知床エゾシカファームでは、公的認証機関「北海道HACCP」を取得し、衛生管理を徹底した加工場で、短時間のうちに素早く的確に精肉処理することで、安全でくさみのない赤身の旨みを感じられる肉を実現した。
ジビエ料理を食べたことがない人や、調理に自信がない人にも、ジビエをもっと身近なものとして楽しめるよう、レトルトタイプのキーマカレーと、好みの野菜と一緒に炒めるだけの味付け調理済みの鹿肉ジンギスカンを開発。また、キャンプやピクニックなど、アウトドアシーンでも楽しんでいただける「山ごはんセット」も販売する。いずれも赤身肉の旨みがしっかり感じられ、キーマカレーはトマトやスパイスと、ジンギスカンはタレとの相性の良さで、食べやすい味わいに仕上げた。
知床の森を守る山ごはんセット
「知床の森を守る エゾ鹿キーマカレー」のレシピは北海道イタリアン「テルツィーナ」のシェフが監修。「知床の森を守る 山ごはんセット」にはエゾ鹿キーマカレーと、梅酢を活用した、らでぃっしゅぼーやオリジナルの「野菜なんでもピクルスの素(もったいない赤梅酢)」がセットになっている。「知床の森を守る エゾ鹿キーマカレー」は1人前745円、「知床の森を守る 山ごはんセット(キーマカレー&ピクルス)」は2人前1888円。いずれも税込。
らでぃっしゅぼーや会員は、商品カタログよりご注文できる。また、会員以外は「知床の森を守るシリーズ」商品を含む「山の日おためしセット」を購入できる。
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