令和5年度「森林の仕事ガイダンス」東京、大阪で開催 全森連2023年10月17日
全国森林組合連合会(全森連)は、新たな林業の担い手の確保・育成のため、森林・林業に関心を持つ人を対象に林業就業相談会「森林(もり)の仕事ガイダンス」を東京で11月、大阪で12月に開催する。
「森林(もり)の仕事ガイダンス」は、「緑の雇用」担い手確保支援事業の実施主体である全森連が実施する林業就業への入口。参加予定都道府県の林業労働力確保支援センターなどによる「都道府県相談ブース」、全森連による相談窓口「全森連ブース」を設け、各地の林業に関する情報や林業の仕事内容、就業までの流れについての説明や来場者からの相談に応じる。
今回から、来場者が林業の仕事内容を具体的にイメージできるよう、林業作業をVRで体験できる「VR体験コーナー」と、林業高性能機械ハーベスタの操作を体験できる「ハーベスタシミュレーター体験コーナー」を新設。また、森林の担い手を目指し技術習得に励むフォレストワーカーによる「フォレストワーカートークショー」(東京会場)や、作業の際に身に着ける防護アイテムや作業着、チェンソーを展示する「展示コーナー」、林業や移住などさまざまな情報が満載の資料を無料配布する「資料コーナー」も予定している。なお、ガイダンス会場での就職の斡旋は行わない。
働き方改革が進む中、自然をフィールドに働き、成果を100年先につなぐ林業への関心は高まっている。令和4年度のガイダンスは4会場で、2099人の相談に対応。平成15年度に始まり、今年度で21年目を迎える「緑の雇用」事業を通し、これまでに2万人を超える新規林業就業者が誕生している。
今年度ガイダンスの開催概要や参加申し込み方法は、「緑の雇用」に関する総合ウェブサイト「RINGYOU.NET」で順次公開する。
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