石川県と関係人口創出に関する包括連携協定を締結 雨風太陽2024年5月29日
株式会社雨風太陽(岩手県花巻市)と石川県は、関係人口創出に関する包括連携協定を締結。関係人口を活用した創造的復興や施設運営など、多岐にわたる連携を実施する。
雨風太陽は、能登地方の創造的復興と、活力ある地域社会の形成・発展を目指し、関係人口創出の具体的な取り組みを進めるため石川県と包括連携協定を締結した。同連携では、関係人口を活用した復興への取り組みとともに、地域情報の発信やコミュニティ・施設運営に関することなど、多岐にわたった取り組みを実施する。
雨風太陽の高橋博之代表は、令和6年能登半島地震の発災直後から復旧・復興の最前線である能登半島沿岸部に入り、自治体のサポートや炊き出しの支援や生産者との対話を行ってきた。その中で、「能登の復興には金沢との接続が必要であること、そして石川県外からの人の往来を増加させること」など"関係人口の創出"が復興に重要である、と唱えている。
また、3月には、石川県令和6年能登半島地震復旧・復興アドバイザリーボード委員に就任。石川県創造的復興プラン(仮称)の作成に対して、関係人口の面から進言を行い「多様な形で地域のことに携わる関係人口を活かす」ことが創造的復興に向けた基本姿勢の一つとして採用された。さらに、輪島市・珠洲市・能登町・穴水町・志賀町・七尾市・金沢市で開かれた、これからの能登を当事者のみんなで考える「のと未来トーク」への協力や、「能登復興と関係人口の可能性を考えるトークセッション・車座交流会」の開催など、情報発信の場を設けており、こうした活動に対する期待も高まっている。今回の同社の包括連携協定を締結を機に、同社の強みや特徴を活かした方法でサポートを継続していく。
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