非競争領域の共通課題解決へ「未来型食品工場コンソーシアム」結成2024年7月5日
カゴメ、キユーピー、永谷園、ニチレイフーズ、日清製粉グループ本社とTECHMAGICは7月4日、共同で「未来型食品工場コンソーシアム」の結成を発表。国内食品メーカーと調理ロボット/業務用ロボット開発会社で食品工場の非競争領域における共通課題の解決を目指す。
食品工場が抱える「労働力不足」や「原価高騰」など喫緊の課題への難しい対応は、中長期的に続くと想定される。 こうした課題に対応するには最先端の技術による革新的な取り組みが必要であることから、コンソーシアムは、食品工場における非競争領域の共通課題に対して、高度なロボットテクノロジーを活用し、持続可能な食インフラの構築を目指す。
具体的には、持続可能な食品工場の構築に必要な産業課題の抽出、要求仕様の策定、共通基盤の構築、他の企業の製造プロセス効率化に向けた最先端な取り組みに関する勉強会などを通じて、食品工場の未来について協議・協力する。
また、コンソーシアムで協議した課題に対して共同開発プロジェクトを立ち上げ、ソリューション開発に取り組む。まずは各社共通課題である秤量工程の自動化に向けて、分科会を立ち上げ、解決策を検討。同コンソーシアム参画企業と調理ロボット・業務ロボットを手がけるテックマジック社が共同開発することで、開発コストの分散、ソリューションの汎用化、専門的な技術やノウハウの共有、市場導入のスピードアップなどを図る。
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