自宅の防犯対策や特殊詐欺被害防止へ 警視庁と啓発活動 移動スーパーとくし丸2024年10月31日
関東近郊で強盗事件が相次いでいることから、高齢者が多く利用する「移動スーパーとくし丸」は11月1日~7日、警視庁と協力し、自宅の防犯対策や特殊詐欺被害防止に向けた啓発活動を実施。東京エリアの43台で、被害件数が多い高齢者に注意喚起する。
移動スーパーとくし丸
移動スーパーとくし丸は、食品や生活雑貨を販売する事業を通じて、効果的な「見守り」の機能も果たしている。週2回訪問し、対面で利用者と接することを続けると、販売員は小さな異変でも察することができるようになるというサービス上の特長から、とくし丸は、自治体や警察署と「見守り協定」を結び、地域の福祉ネットワークに情報提供を行ってきた。
とくし丸で行われた過去の特殊詐欺防止啓発活動
今回の取り組みは、80歳前後を中心とした高齢の利用者に対し、販売員が特殊詐欺被害に関して直接顔を合わせ、注意喚起できるという「移動スーパーとくし丸」ならではの仕組みに警視庁が着目。「特殊詐欺被害防止に向けた情報提供やヒアリング」が、利用者の日ごろの見守りにつながる点にとくし丸が共感し実施することになった。
実施期間中は、「ながら見守り活動実施中」のポスターマグネットを販売車両に貼付。とくし丸の販売員から利用者に、特殊詐欺被害防止や自宅の防犯対策に関するチラシを配布し、啓発活動を実施する。また、 特殊詐欺被害や防犯意識についてヒアリング調査も行い、聞き取り内容を警視庁に報告する。実施エリアは、東京都足立区、新宿区、多摩エリアなど。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(150)-改正食料・農業・農村基本法(36)-2025年7月12日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(67)【防除学習帖】第306回2025年7月12日
-
農薬の正しい使い方(40)【今さら聞けない営農情報】第306回2025年7月12日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県下全域で多発のおそれ 茨城県2025年7月11日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 新潟県2025年7月11日
-
【注意報】果樹に大型カメムシ類 果実被害多発のおそれ 北海道2025年7月11日
-
【注意報】果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 福島県2025年7月11日
-
【注意報】おうとう褐色せん孔病 県下全域で多発のおそれ 山形県2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】出会いの大切さ確信 共済事業部門・全国共済農協連静岡県本部会長 鈴木政成氏2025年7月11日
-
【第46回農協人文化賞】農協運動 LAが原点 共済事業部門・千葉県・山武郡市農協常務 鈴木憲氏2025年7月11日
-
政府備蓄米 全農の出荷済数量 80%2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA加賀(石川) 道田肇氏(6/21就任) ふるさとの食と農を守る2025年7月11日
-
【'25新組合長に聞く】JA新みやぎ(宮城) 小野寺克己氏(6/27就任) 米価急落防ぐのは国の責任2025年7月11日
-
(443)矛盾撞着:ローカル食材のグローバル・ブランディング【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年7月11日
-
【2025国際協同組合年】協同組合の父 賀川豊彦とSDGs 連続シンポ第4回第二部2025年7月11日
-
米で5年間の事前契約を導入したJA常総ひかり 令和7年産米の10%強、集荷も前年比10%増に JA全農が視察会2025年7月11日
-
旬の味求め メロン直売所大盛況 JA鶴岡2025年7月11日
-
腐植酸苦土肥料「アヅミン」、JAタウンで家庭菜園向け小袋サイズを販売開始 デンカ2025年7月11日
-
農業・漁業の人手不足解消へ 夏休み「一次産業 おてつたび特集」開始2025年7月11日
-
政府備蓄米 全国のホームセンター「ムサシ」「ビバホーム」で12日から販売開始2025年7月11日