食品流通における物流DX・自動化を推進 PALへ出資 アグリビジネス投資育成2024年11月1日
アグリビジネス投資育成株式会社は10月31日、食品領域における物流のDX・自動化の推進に向けた事業連携として株式会社PALに出資することを発表した。
物流DXを推進するPALは、特に食品流通における倉庫内オペレーションの自動化やトラック運送のデジタル化・効率化に対する各種ソリューションを提供している。
物流業界は、労働力不足や物流の2024年問題(トラックドライバーの時間外労働時間の上限規制強化等)や温室効果ガス(GHG)排出量の測定・開示に関わるスコープ3対応などの課題に直面。サプライチェーン全体におけるデジタル化や自動化の推進を通じた生産性向上への取り組みが求められている。
特に食品流通は、少量多品種、不定貫、三温度帯への対応など、自動化やデジタル化のハードルが高い分野だが、PALは、食品小売・流通事業者の物流現場における生産性向上に豊富な実績を持ち、各種ソリューションを提供している。
アグリビジネス投資育成は出資後、株主の日本政策金融公庫、農林中央金庫など系統組織等のネットワークを活用しながら、PALの物流ソリューションの食品領域における普及をサポートする。
アグリビジネス投資育成は2002年に設立され、「国内農林漁業及び食品産業の持続的な発展」を目的として、漁業林業法人、国内外の「食のバリューチェーン」に関わる企業に地域活性化やビジネスの創出、新たなバリューチェーンの構築・改善等に取り組む事業者を支援している。
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