野生鳥獣の捕獲情報を管理「スマートHOKAKU」成果を公表 生研支援センター2024年11月15日
長崎県農林部農山村対策室(現:農山村振興課)を代表機関とする研究グループは、野生鳥獣の捕獲情報を管理するアプリケーション「スマートHOKAKU」を開発。これまでに198の市町村に導入されており、捕獲情報の見える化、作業の効率化により、ジビエの消費増加にもつながることが期待される。農林水産業や食品産業における新産業の創出や技術革新を目指す研究に資金を提供する生研支援センターは、この研究成果を紹介している。
「スマートHOKAKU」で捕獲個体を写真撮影、捕獲情報を入力。対象獣種はイノシシ、シカ、ハクビシン、サル、タヌキ、ヌートリア、アナグマ、アライグマ、その他獣類、鳥類に拡大(提供:RFJ 株式会社)
通常、野生鳥獣の捕獲情報(写真、捕獲場所・日時・捕獲個体情報等)は、捕獲従事者が書類で市町村に提出し、市町村担当者がその情報を確認してから、集計・管理しているが、同アプリの利用により、捕獲従事者がスマートフォンに入力するだけで、リアルタイムで市町村と共有することができるようになった。
入力された捕獲情報は、解体処理施設や食品事業者とも共有されるため、捕獲個体の効率的な受入や正確な在庫管理が可能になる。捕獲情報の見える化、作業の効率化により、ジビエの消費増加にもつながると期待されている。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(146)-改正食料・農業・農村基本法(32)-2025年6月14日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(63)【防除学習帖】第302回2025年6月14日
-
農薬の正しい使い方(36)【今さら聞けない営農情報】第302回2025年6月14日
-
群馬県の嬬恋村との国際交流(姉妹)都市ポンペイ市【イタリア通信】2025年6月14日
-
【特殊報】水稲に特定外来生物のナガエツルノゲイトウ 尾張地域のほ場で確認 愛知県2025年6月13日
-
【注意報】りんごに果樹カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 岩手県2025年6月13日
-
SBS輸入 3万t 6月27日に前倒し入札2025年6月13日
-
米の転売 備蓄米以外もすべて規制 小泉農相 23日から2025年6月13日
-
46都道府県で販売 随意契約の備蓄米2025年6月13日
-
価格釣り上げや売り惜しみ、一切ない 木徳神糧が声明 小泉農相「利益500%」発言や米流通めぐる議論受け2025年6月13日
-
担い手への農地集積 61.5% 1.1ポイント増2025年6月13日
-
【鈴木宣弘:食料・農業問題 本質と裏側】生産者米価2万円との差額補填制度を急ぐべき2025年6月13日
-
井関農機 国内草刈り機市場を本格拡大、電動化も推進 農機は「密播」仕様追加の乗用田植え機「RPQ5」投入2025年6月13日
-
【JA人事】JA高岡(富山県)松田博成組合長を新任(5月24日)2025年6月13日
-
【JA人事】JAけねべつ(北海道)北村篤組合長を再任(6月1日)2025年6月13日
-
(439)国家と個人の『食』の決定権【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年6月13日
-
「麦とろの日」でプレゼント 東京のららぽーと豊洲でイベントも実施 JA全農あおもり2025年6月13日
-
大学でサツイマイモ 創生大学と畑プロジェクト始動 JA全農福島2025年6月13日
-
JA農機の成約でプレゼントキャペーン JA全農長野2025年6月13日
-
第1回JA生活指導員研修会を開催 JA熊本中央会2025年6月13日