福岡「多の津物流センター」リニューアルオープン グリーンコープ共同体2025年1月24日
西日本を中心に16の生協で構成されるグリーンコープ共同体は2月10日、「多の津物流センター(所福岡市東区)をリニューアルオープンする。
多の津物流センター
新たな設備として太陽光発電設備を導入し、ノンフロンタイプの冷蔵庫を採用した多の津物流センターは、環境負荷を軽減する設計が特徴。また、太陽光発電設備は、出力54.4kWの太陽光パネルを設置し、再生可能エネルギーで年間5万7400Wh(予測)を発電し、全て施設内で消費される。これにより年間24.9トンのCO2削減が見込まれ、これは約7万平方メートルの森に匹敵する脱炭素効果を創出する。
冷蔵庫は物流センターの電力利用量で大きな割合を占めることから、地球温暖化への影響を抑えるノンフロンタイプを採用した。環境省によると、2021年の代替フロン(HFCs)の排出量は、2013年比で70.6%も増加。代替フロンはオゾン層を破壊しないものの、二酸化炭素の数十倍から一万倍以上の大きな温室効果を持つといわれる。
グリーンコープでは「2027年までにグリーンコープが事業で排出する温室効果ガス0」という目標を掲げ、温室効果ガス削減のための一連の取り組みを「OUR GREEN」と銘打ち、今年からさらに強力に推進する。
「OUR GREEN」は「組合員の皆さんと、我慢せず、無理にがんばらなくてもよいカーボンニュートラルに取り組みます」を目指すもの。「OUR GREEN」のロゴ右上が空いているのは、「あなたが加わって、カーボンニュートラルは完成する」という想いが込められている。
重要な記事
最新の記事
-
協同心の泉 大切に 創立記念式典 家の光協会2025年5月2日
-
【スマート農業の風】(14)スマート農業のハードルを下げる2025年5月2日
-
(433)「エルダースピーク」実体験【三石誠司・グローバルとローカル:世界は今】2025年5月2日
-
約1cm程度の害虫を強力捕獲「吊るしてGET虫ミニ強力タイプ」新発売 平城商事2025年5月2日
-
農中情報システム 自社の導入・活用のノウハウを活かし「Box」通じたDX支援開始2025年5月2日
-
洗車を楽しく「CRUZARD」洗車仕様ホースリールとノズルを発売 コメリ2025年5月2日
-
戦後80年の国際協同組合年 世代超え「戦争と平和」考える パルシステム神奈川2025年5月2日
-
生協の「地域見守り協定」締結数 全市区町村数の75%超の1308市区町村に到達2025年5月2日
-
ムコ多糖症ニホンザルの臨床徴候改善に成功 組換えカイコと糖鎖改変技術による新型酵素2025年5月2日
-
エフピコ×Aコープ「エコトレー」など積極使用で「ストアtoストア」協働を拡大2025年5月2日
-
JA愛知信連と高機能バイオ炭「宙炭」活用に関する協定締結 TOWING2025年5月2日
-
5月の野菜生育状況と価格見通し だいこん、はくさい、キャベツなど平年並み 農水省2025年5月2日
-
「ウェザーニュースPro」霜予測とひょう予測を追加 農業向け機能を強化2025年5月2日
-
トランプ農政・小規模農家に暗雲 熊本学園大学教授 佐藤加寿子氏【トランプの世界戦略と日本の進路】2025年5月1日
-
新品種から商品開発まで 米の新規需要広げる挑戦 農研機構とグリコ栄養食品2025年5月1日
-
米の販売数量 前年比で86.3%で減少傾向 価格高騰の影響か 3月末2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(1)耕種的防除を併用【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
春夏野菜の病害虫防除 気候変動見逃さず(2)農薬の残効顧慮も【サステナ防除のすすめ2025】2025年5月1日
-
備蓄米 小売業へ2592t販売 3月末の6倍 農水省2025年5月1日
-
イモ掘り、イモ拾いモ【酒井惇一・昔の農村・今の世の中】第338回2025年5月1日