宅配のしくみ活用し廃食油回収 6月から取組開始 コープこうべ2025年6月2日
生活協同組合コープこうべは、家庭から発生する廃食油の回収を通じて、脱炭素・資源循環型社会の実現に寄与する新たな取り組みを6月10日から始める。
実証実験時の廃食油回収の様子
現在、日本では事業系の廃食油の約90%が回収されているが、家庭から出る廃食油のほとんどはリサイクルされずに一般廃棄物として処理されており、その量は年間10万トンにも及ぶと推計されている。
コープこうべは、リサイクルを進める上で回収拠点へ廃食油を持参することが障壁となることから、1月から2つの宅配センターで実証実験を行い、4月末までに1813本、919.9kgを回収。多くの組合員から賛同の声があったため、6月10日から全ての宅配センターでの回収を開始する。
事業の流れ
今回の取り組みでコープこうべは、6月から週に一度、宅配訪問時に地域担当が廃食油を回収を始め、回収した廃食油は油脂会社によりせっけんや燃料などに再利用。また、このリサイクルで生じた売却益全額を子育て支援に活用される。
重要な記事
最新の記事
-
シンとんぼ(153)-改正食料・農業・農村基本法(39)-2025年8月2日
-
みどり戦略対策に向けたIPM防除の実践(70)【防除学習帖】第309回2025年8月2日
-
農薬の正しい使い方(43)【今さら聞けない営農情報】第309回2025年8月2日
-
「安定供給は1丁目1番地」 トランプ関税、農産物輸出でも懸念 JA全農が総代会2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(1)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
地域共生は農協の本分 前北海道農協中央会会長・小野寺俊幸氏(2)【プレミアムトーク・人生一路】2025年8月1日
-
米農家の所得支える制度必要 米価急落時には国は適切対応を 全農会長ら発言2025年8月1日
-
【注意報】イネに斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 埼玉県2025年8月1日
-
【注意報】県内各地のりんご園地でハダニ類が多発 岩手県2025年8月1日
-
【注意報】マンゴーハフクレタマバエ 八重山地域で多発のおそれ 沖縄県2025年8月1日
-
【注意報】斑点米カメムシ類 県内全域で多発に注意 石川県2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 府内全域で多発のおそれ 大阪府2025年8月1日
-
【注意報】水稲に斑点米カメムシ類 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
【注意報】ネギアザミウマ 県下全域で多発に注意 富山県2025年8月1日
-
【注意報】キク、野菜、花き、果樹にタバコガ類 県下全域で多発のおそれ 富山県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにミカンハダニ 県下全域で多発のおそれ 宮崎県2025年8月1日
-
【注意報】かんきつにチャノキイロアザミウマ 県内全域で多発のおそれ 静岡県2025年8月1日
-
水稲早期栽培 徳島、宮崎、鹿児島 前年比「やや上回る」7月15日現在2025年8月1日
-
渇水・高温対策本部を設置 水利施設管理強化事業の積極活用を指示 農水省2025年8月1日
-
全農 政府備蓄米 91%出荷済み 7月末2025年8月1日