Green Factory TFKと工場野菜の販売委託・コンサル契約締結 ツバキベジムーブ2025年6月3日
椿本チエインの100％出資子会社でツバキベジムーブ（TVM）は、4月25日付で東急不動産が100％出資するGreen Factory TFK（TFK）と、同社の大規模植物工場「テクノファームけいはんな」が生産するレタスの販売委託および同工場運営のコンサルティング契約を締結。6月1日から、「テクノファームけいはんな」で生産する日産3万株のレタスを、「つばき」ブランドで販売開始した。
「ベジタス」ブランドのレタス
つばきグループは、「長期ビジョン2030」において、「人にやさしい社会の実現」「安心・安全な生活基盤の構築」「地球にやさしい社会の創造」の3つの社会課題の解決に貢献するモノづくり企業を目指し、事業を展開している。
TVMでは、食の安心・安全の実現に向けて、完全閉鎖型植物工場での無農薬水耕栽培により、天候や災害等に左右されることなく、業務用を中心にレタスを生産・安定供給している。また、自社植物工場で培った栽培管理技術、工場運営ノウハウを活用し、植物工場の事業化に関するコンサルティング事業も展開している。
「テクノファームけいはんな」は、日産3万株のレタスを安定生産する世界有数の大規模植物工場。これまで同工場で生産されたレタスは、「ベジタス」の商品名で、大手スーパー等小売り店舗で販売されてきたが、今回の販売委託により、TVMは「ベジタス」の商品名、販売先を継承。また、「つばき」ブランドで市場へ安定供給する。また、TVMが得意とする業務用レタスに加え、小売り店舗での販売も増えることから、両分野の強みを生かし、新たな販売先拡大を図る。
また、コンサルティング契約に基づき、TVMの知見・ノウハウを生かし、「テクノファームけいはんな」の生産・販売計画や効率的な工場運営等についてTFKへ助言・指導を行う。TVMは、安全・安心で高品質なレタスの提供を通じて、食や農業分野の課題解決とつばきグループのアグリビジネスの収益性向上を目指す。
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