外食市場調査6月度 2019年比86.1%前月より10ポイント以上後退2025年8月4日
リクルートの外食市場に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は、首都圏・関西圏・東海圏の男女約1万人を対象に2025年6月度の「外食市場調査」を実施した。外食市場規模は2876億円で2019年(コロナ禍前比)は86.1%。前月の同96.9%から大きく後退した。
6月の外食市場規模は、3圏域合計2876億円で、前年同月比は+34億円。市場規模の2019年同月比(コロナ禍前比)は86.1%で、前月の同96.9%から10ポイント以上後退した。
外食実施率の2019年比は前月より改善したが、外食頻度(19年比88.9%)と外食単価(同110.8%)が前月より後退したことで、市場規模の19年比での後退につながった。
市場規模の食事主体業態・計は19年比92.3%(前月同103.6%)、飲酒主体業態・計は同72.9%(同86.1%)、軽食主体業態・計は同109.0%(同98.7%)と軽食主体業態・計のみ19年比が改善した。
主要16業態中11業態で市場規模が前年を上回り、6業態で延べ外食回数と外食単価の両方が前年を上回った。19年比では「ファストフード」(134.4%)、「牛丼、カレー等、一品ものの専業業態」(115.1%)等、6業態でコロナ禍前を上回る市場規模を記録した。ここでも軽食主体業態の好調が目立つ。
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