「地元で働きたい」に応える 地域限定採用で安定雇用も実現 パルシステム埼玉2025年8月14日
生活協同組合パルシステム埼玉は8月、配送業務限定で勤務地を選択できる「配送職限定制度」を活用した就業者が累計49人となった。人事異動による勤務地変更をなくすことで、職員のワークライフバランスにつなげる。
配送職限定制度は、人手不足が深刻化するドライバーの雇用継続を目的に、職員が居住地域から通いやすい勤務地を選択できる制度。本格導入した2021年度に2人を採用して以降、22年度12人、23年度16人、24年度16人と、採用者数は年々増加している。パルシステム埼玉は、25年度も8月現在で3人を採用し、累計49人の雇用を実現するとともに、離職者減にも貢献している。
離職者の減少は、同じ配送担当職員が同じ地域を見守り続けることにつながり、職員が地域の異変に気付きやすくなる。同一地域を配送する生協宅配を活用した地域見守りのインフラ向上にもつながる。
地域限定で働く職員がキャリアアップを希望する場合は、登用制度を活用した総合職への転換も可能。パルシステム埼玉では、新卒者採用でも配送職と営業職を選択できるなど、職員の希望を優先した雇用形態を構築している。
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