【注意報】ブロッコリー黒すす病 県中~西部で多発のおそれ 鳥取県2022年9月16日
鳥取県病害虫防除所は、ブロッコリー黒すす病が県中~西部で多く発生するおそれがあるとして、9月15日に病害虫発生予察注意報第4号を発令した。
葉の発病・花蕾の発病(内部)・(表面)(写真提供:鳥取県病害虫防除所)
9月14日の現地ほ場の巡回調査で、発生ほ場率は88.8%。9月下旬の発生ほ場率の平年値(33.3%)と比べ高くなっている。同病は、気温25℃付近が発病適温で、多湿条件下で発生が多くなる。また、降雨と強風により発生が多くなるため、台風に伴う風雨によって発病が助長されやすい。
向こう1か月の気象予報から、同病の発生量は多いと予想。特に、現在同病の発生が見られているほ場では、発生量の増加と花蕾への感染が懸念される。
同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。
〇現在、ブロッコリー生産ほ場では、生育期~出蕾直前のほ場が多数ある。葉の病斑は花蕾への伝染源となるため、生育期~出蕾前の防除を徹底する。
〇防除薬剤は表1を参考とする。
〇農薬使用にあたっては、使用基準を遵守する。
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