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【注意報】麦類に赤かび病 県内で多発のおそれ 熊本県2024年4月26日

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熊本県病害虫防除所は、麦類に赤かび病が県内の麦類栽培地域で多発のおそれがあるとして、4月19日に令和6年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。

現地ほ場での発生(4月17日撮影)(写真提供:熊本県病害虫防除所)現地ほ場での発生(4月17日撮影)(写真提供:熊本県病害虫防除所)

熊本県病害虫防除所によると、小麦の開花期(合志市)以降17日間(4/18現在まで)で観測された赤かび病多発条件出現日は4日と平年(2日)より多く、過去に発生の多かった1998年と2022年の7日に次ぐ日数となっている。また、二条大麦の葯殻抽出期(合志市)以降15日間(4/18現在まで)で観測された赤かび病多発条件出現日は3日と平年(0.8日)より多く、過去に発生の多かった2022年の4日に次ぐ日数となっている。

今年は、小麦と二条大麦の防除適期に雨天が続き、計画的な防除が困難な気象条件だった。農産園芸研究所作物研究室(合志市)の作況調査では、令和6年産麦(11月21日播種)の生育は平年に比べて早く、出穂期はシロガネコムギ(小麦)で8日程度、はるしずく(二条大麦)で3日程度早い。現地ほ場の一部では、4月中旬現在、既に赤かび病の発生が確認されている。

福岡管区気象台が4月18日に発表した九州北部1か月予報では、向こう1か月の気温は高く、降水量は平年並~多い予想。赤かび病の発生に好適な条件が今後も続くと予想される。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇赤かび病の防除薬剤は予防効果が主体であるため、散布時期が遅れないよう適期に2回の防除を行う。赤かび病の1回目の薬剤散布適期 は、下記のとおり。
・小麦 :開花を始めた時期から開花期(1穂につき数花開花をしているものが、全穂数の40~50%に達した日)までの間
・二条大麦:葯殻抽出期(穂揃い期の10日後頃)
2回目の薬剤散布適期は、どちらも1回目の薬剤散布の7~10日後。2回目の防除が遅れている場合は、速やかに薬剤散布する。

〇農薬を使用する際は、必ずラベルなどで使用方法を確認し、登録がある農薬を使い、収穫前使用日数や使用回数、希釈倍数等を遵守する。また、ミツバチや魚介類など周辺動植物及び環境へ影響がないよう、飛散防止を徹底するとともに、事前に周辺の住民や養蜂業者等へ薬剤散布の連絡を行うなど、危害防止に努める。

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