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【注意報】モモ、ウメなど果樹にカメムシ類 県内全域で多発のおそれ 香川県2024年5月8日

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香川県農業試験場病害虫防除所は、モモ、ウメ、スモモ、アンズ、ナシ等に果樹のカメムシ類(主にツヤアオカメムシ)が県内全域の特にに山林隣接園で多発のおそれがあるとして、5月1日に令和6年度病害虫発生予察注意報第1号を発令した。

図1:果樹を加害するカメムシ類(左からチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ)(写真提供:香川県農業試験場病害虫防除所)図1:果樹を加害するカメムシ類(左からチャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ)
(写真提供:香川県農業試験場病害虫防除所)

図2:府中果樹研究所の予察灯における主要4種の果樹カメムシ類の誘殺状況図2:府中果樹研究所の予察灯における主要4種の果樹カメムシ類の誘殺状況

香川県農業試験場病害虫防除所によると、府中果樹研究所(坂出市府中町)の予察灯における4月第5半旬の果樹を加害する主要4種のカメムシ類(チャバネアオカメムシ、ツヤアオカメムシ、クサギカメムシ、アオクサカメムシ:図1)の誘殺数は、平年の94倍(本年:254頭、平年:2.7頭)と多かった(図2)。特にツヤアオカメムシの誘殺数は平年の282倍(本年:254頭、平年:0.9頭)だった。

今後、活動が活発になり、県内主要果樹であるモモ、ウメ、スモモ、アンズ、ナシ、キウイフルーツ、ブドウ、カキ、カンキツ等で被害の多発生が懸念される。

同防除所では次のとおり防除対策を呼びかけている。

〇モモ、ウメ、スモモ、アンズ、ナシ等は、幼果期から被害を受ける場合があるので、有袋栽培では、できるだけ早く袋かけを行う。

〇施設栽培の場合は、開放口をネット(4ミリ目合い)で覆うとカメムシ類の侵入防止対策となる。

〇圃場内をよく観察し、被害果実やカメムシ類の発生が見られる場合は、早急に防除を実施する。特にスギ、ヒノキ等が周辺に多い圃場や、過去に被害が認められた圃場では注意する。

〇多発してからの防除は効果が劣る場合があるため、発生初期の防除を徹底する。

〇成虫は夕方に飛来し夜間加害するため、薬剤散布は夕方に広域かつ一斉に行うと効果的。

〇黄色蛍光灯は、チャバネアオカメムシには忌避効果があるが、ほかのカメムシ類には効果がないため注意する。

〇防除薬剤は、主要農作物病害虫雑草防除指針、香川県監修の果樹病害虫防除暦を参考にする。

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